魂のお話

一つの魂が初めて肉体に入り、人間として生きていく旅が始まります。
目的を決め、時代や地域を決め、親や性別などあらゆる計画を立てました。

時代や地域を決めたことで、その時にしか味わえない経験や感情。
DNAや親、性別で味わう「愛」の形。

きっと、その時を思う通り、あるいは納得できるような人生で終わる事ができたなら、次の計画を立て新しい旅をするのでしょう。

ところが、とても深く悔いが残るような状態で肉体から離れると、次の旅にも影響が出てくる場合があるようです。
新しい旅のはずが、以前の旅の途中の部分をやり直さなければならなかったり、その部分に向き合わなければならない状況になったり。
旅が迷路のように感じる事もあるかもしれません。

でも、自分の事だけを考えるのならとても単純で、簡単な事なのです。
「喜怒哀楽」どれも必要で、とても大切な感情です。
どうしてそういう感情になるのかを、思い返してみるのが良いかもしれません。
そして、自分がそういう感情を持っていると理解することが大切なのだと思います。

とても楽しかったことを思い出してニヤリとしてしまったことはないでしょうか。
または、悲しい出来事を思い出して涙が出てきてしまったり、いつかの事を思い出し怒りが込み上げてきたり。

怒りや悲しみは、少し深堀をしていくといいと思います。人それぞれ怒りにはパターンがあるように思います。
それは、赤ちゃんの頃からさかのぼる方もいたりします。
どうして怒りが込み上がってくるのかが分かったら、きっと自分でも「そう言う事か！」
と気づく方も出てくると思うんです。

その思いも感情も、善いとか悪いという事ではないんです。
そういう思いや感情が自分にあると気づくという事が、大切な事だと思います。