選択的シングルマザーから生まれた子供は幸せか

選択的シングルマザーから生まれた子供は幸せなのでしょうか。

私は選択的シングルマザーの方のblogはかなり読みました。
また、掲示板などで投稿のあった、選択的シングルマザーから生まれた
子供側の意見もいくつか見つけ、読みました。
その上で考えをまとめました。

選択的シングルマザーに精子を提供しているボランティアの私の結論としては、
リスクはある程度高いが、幸せになれる可能性も十分あるという見解です。

世の中にはたくさんの家族の形態がありますが、ここでは、数が多いと予想される4つの家族の形態にだけに注目します。
なお、サンプル数がまだ少ないため、また、人の幸福度を測る変数や指標は複数あり、それらは互いに複雑に影響し合っていることが予想されるため、
学術的な根拠には基づかず、下記はあくまで私の主観と分析です。


子供がもっとも幸せになれる可能性が高いのは、お父さんとお母さんが愛し合っていて、法的に結婚している家庭に生まれた場合。
または法的に結婚こそしていないが、事実婚のお父さんお母さんが深く愛し合っている家庭に生まれた場合。

その次に幸せになれる可能性が高いのは、経済的な余裕があり、子供を深く愛せる選択的シングルマザーから生まれた場合。
または子供が幼い頃離婚または死別し、女手ひとつ男手ひとつで育てた家庭の場合。

その次に幸せになれる可能性があるのは、愛し合ってはいないが、
可もなく不可もなくな状態の結婚を続けている夫婦の家庭に生まれた場合。

最も幸せになりにくい可能性が高いのは、互いを罵り合う位に不仲の両親の家庭に生まれた場合。
(離婚は「子供のため。」などの理由でしない場合。)


選択的シングルマザーを選ぶ女性に精子を提供している私が実現させたいこととして、
選択的シングルマザーから生まれた子供が、愛し合うお父さんお母さんのもとに生まれた場合と同等または
場合によってはそれ以上の幸福を感じることができる様にする方法はないか探り、
選択的シングルマザーの女性の方々と達成することです。

選択的シングルという選択かつ精子提供を受けて生んだ子供の幸せを
勝ち取るための具体的な方法は、一般論として、
父親の悪い面(代々続いてきてしまった負の価値体系や家柄、低い能力など)は子供に影響させない様にし、
父親の良い面だけを子供には影響を受ける様にし、全身全霊でその子を愛してあげることなのでしょうか。
またはお母さんになる人が父である人を好きで好きで仕方ないという状態で、
子供にとっても生物学上の「お父さん」は憧れの存在であるならば、それは成り立つのかもしれません。

これから私もご依頼者の皆様とお子さんの幸せをめぐって複雑な問題と向き合うことでしょうが、
よく話し合い、力を合わせて解決していきたいです。

選択的シングルマザーから生まれた子供は幸せか。
答えはイエスだと私は思います。


精子提供ボランティア
愛情くん
aijyou-kun@mail.goo.ne.jp