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最後に逃げ出す覚悟

2017年02月17日 11時10分51秒 | 日々の日記
愛情くんの提供を受けて生まれてきてくれた子供たちに、もしも、今後彼・彼女がいじめに遭遇したり、自身が誰かをいじめてしまいそうになった際には、お母さんからそっと教えてあげてください。
私は父親としての関わりは放棄しています。その意味で説得力はお母さんにしかありません。

愛情くんが猛烈に仕事で悩んだ時期に夜中のオフィスで読んでいた本の一節を思い出しました。
今読み返して涙が流れました。
小学生の頃、愛情くんは心が弱く、友人をいじめてしまったことがありましたし、いじめられたこともあります。
誰にも相談できず、つらかった。
そして、その負の影響は成人して責任に自覚を持つまで続きました。

今の私は、この「ある父親」の様に、子供を最後に必ず守ってあげられる強い男性になりたいです。

* * *


最後に逃げ出す覚悟


ストレスで心の病になる
働き過ぎで過労死する
偽装/ねつ造/コンプライアンス違反などの不誠実な仕事に追い込まれる
人間の尊厳に関わるような卑屈な態度を取らされる
どれもこれも哀しい話だが、現実にはよく起きる

しかし
良い仕事は大事だが、心や身体を壊してまで行うほどのものではない
会社も仕事も、不誠実なことや卑屈なことをしてまで守るほどのものでもない
我々が大切にするべきものは、もっと、もっと他にあるだろう

だから
こうした事態に遭遇したときは、「逃げるが勝ち」

ある父親は小学生の子供にこう言っている


人をいじめてはいけない
人にいじめられるようになってもいけない
そうならないように努力しなさい

ただし、もしもいじめられて困ったら、一人で悩んではいけない
人を傷つけたり、自殺したりするのはもっといけない

困ったときには相談しなさい
それでもうまくいかなかったら、また言ってきなさい
そのときは、いつでも遠くに引っ越してあげるから


仕事では「踏みとどまる覚悟」が大事だが、そこにはただ一つの条件がつく
それは、「最後に逃げ出す覚悟」を決して忘れないことである


* * *

引用:
「問題解決の全体観 下巻 ソフト思考編」中川邦夫著,(株)コンテンツファクトリー,2008年8月,183ページ




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