提供活動について思うこと

この活動を始めて4年と数ヶ月が経ちました。未成熟で変化が激しいこの世界なので、愛情くんはもうベテランの域に達そうとしていると思います。

ブログを開設した時は全て不安定な時でした。
20代後半で、心に余裕があった訳でもなく、お金にゆとりがあった訳でもありません。
仕事も必死な時期でしたし、いつも不安を抱えた状態でした。
しかし今でもはっきり覚えていますが、強い気持ちが行動を起こさせました。
それは、遺伝子を多く残したいという男の単純なものだけでなく、人の役に立ちたい、というものでした。
そして、数年以上経った今、皆様のおかげで、こうして活動を続けられています。

客観的に見て、日本でも愛情くんを含めて3つから4つくらいの提供者・提供団体くらいしか3年以上かつ高頻度でのサイトの更新は続けられていないでしょう。
仕事やプライベートプラスαで、何のマニュアルもそして金銭的報酬もない活動を続けるには、それなりの精神の力が必要です。
長くここをご覧になってきた方はお分かりですが、精子提供活動を始めては数ヶ月や半年程度で消えていく方がかなりいましたね。
長く続いている他の提供者の方々もそうだと思いますが、ご依頼者様からの近況のお知らせのメールや、お会いした時の言葉が全てを癒してくれます。

ご提供の人数の上限は設けているものの、そこに達するまでこれからも淡々と活動を続けていきます。
ここを読みに来てくださっている皆様に感謝を申し上げます。