精子提供ボランティア 愛情くん

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結婚という、きゅうくつで古い制度からの脱出

2017年03月18日 01時42分47秒 | 精子提供やSMCに関するニュースなど
選択的シングルマザー(SMC)の方を対象に6年半くらい精子提供のボランティア活動を行なってきました。
その中で最近強く感じることがあります。

それは、働く女性たちが、結婚という古臭くて窮屈な枠組みから脱け出したい、そしてなおかつベストな状態で子供を産みたい、と望む切なる気持ちの高まりです。
これは日本、そしてきっと世界の先進国で時代の感覚として同時に起きていることなのでしょう。

もちろん、結婚には良い面もたくさんあります。育児や家事の分担が可能となること、それから、経済面の合理性、そしてまた、人によっては心の安らぎを得られるでしょう。良い事は多いです。

でも、働いていて、仕事の楽しさや、今の自分の社会的な価値を知っている女性たちは、結婚という仕組み自体が、自由を制約するものでしかないと思っているのです。特に高学歴な層や、就くこと自体が難しいとされている職業でうまくやれている女性たちにその傾向は顕著です。
最近私がやり取りを重ねている、経済面で自立した女性たちにも強くそれを感じています。
聞いていると、結婚をしたかったけど出来なかった訳でもない。むしろ彼女たちがどこか、最後は男性を選んでいます。本当の本当に結婚を望んでいたら、彼女たちは強い意志とその行動力で妥協した相手であっても寄り添い、子を育てあげ、人生をうまくやり抜けるでしょう。けれど、それでは自由がなくなり私らしい幸せではない、と彼女たちは感じているのです。

そんな時代の一番先にいる彼女たちを、影ながら支えられる希少な男性、話がかみ合う唯一の存在であれたら良いなと思い、信念を貫いて活動を続けています。
これからも豊かな形の選択的シングルマザー、選択的シングルファミリーが増えると良いと願っています。
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