風立ちぬ

この前テレビでやっていたのを録画しておいた「風立ちぬ」を観ました。
愛情くんにとってジブリの中で一番好きな作品です。

特に、二郎の上司の家の離れで、簡素ながら温かい結婚式を挙げてもらったお礼を菜穂子が黒川家の二人に伝えるシーンは、何度観ても涙が出ます。

ゼロ戦が必要とされた映画の中の年代から時はうつり、人生や家族の形も多様性に富む時代となりました。
選択的シングルマザーの女性にとって、夫はもはや、いなくても困らない不要な存在であり、働く女性にとって仕事とは生活や育児の基盤である以上に、生きる意義でもあるでしょう。

ただ、どんなに人類が進化しても、人を愛する心は消えてほしくないなと映画を観て思いました。
まだ観ていらっしゃらない方はぜひ「風立ちぬ」をご覧ください。