精子提供ボランティア 愛情くん

精子提供を望む女性は「愛情くん コンタクト・フォーマット」で検索して下さい。

理にかなう恋愛(生殖)ストラテジー

2017年10月18日 08時19分07秒 | 日々の日記
プライベートで年下の女性から恋愛相談を受けました。
「異性からモテる職業に就いている年上の男性が私に脈なしです。どうしたら良いのでしょう。」と。女性から人気のある男性のことが好きになってしまうようです。
聞いていて、彼女の方針は理にかなった恋愛の戦略だなと感じました。なぜなら、仕事が出来る人、ひいては自分と同じ女など、同性から魅力的に映る異性を追い求めるのは生殖の面から見ても合理的だからです。同性の(彼女の場合は、女性の)敵が増えるけど、もし生殖に成功すれば、子供はその父親の形質を引き継ぎ、モテる遺伝子を保有し、結果として自身の遺伝子の拡がる確率が高まるでしょう。

また、現代において一般の男性の平均値より年収が高い女性は増えてきてたくさんいますし、精子を受け入れた相手が食料を自分と自分の子供のところに運んでこなくても(お金や社会的名声を与えてくれなくても)、普通に働けばどうにでもなる訳です。

一世代目線のメリット 〈 生殖での良い遺伝子の獲得

が成り立つのでしょう。これはまさに、私たちが持っている倫理観をも時に超える、自然の力だと思います。

「なんで私は求めた通りの恋愛ができないのでしょうか。」とため息をつく彼女に、穏やかにうなづいて話を聴くだけに留めつつ、いやいや生き物は君が思うより遙かにしなやかでしたたかなんだよ、君のストラテジーは長期で正しい、と心の中で突っ込んでいました。
(ちなみに、その女性は愛情くんに対して年上の男性として好意は多少抱いているかもしれませんが、他の男性の話をちらつかせて愛情くんに狩の本能を伸び覚まさせる戦略は取っていない気がします。文脈として。どうでもよい補足でしたね。)
コメント    この記事についてブログを書く
« 時期や職業など特定できない... | トップ | 必要年収 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。