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医療の矛盾

2015年11月15日 13時04分21秒 | 日々の日記
シンプルで小さな感染症が発症したので病院に行きました。
すぐ治るものですが数年に一度の通院も面倒なので、完治の方法を専門医に尋ねましたが、方法がないとのこと。

真実なのでしょうけれど、iPS細胞やナノロボット、画像科学などの先端医療がこれだけ進んでいるのに、そんな訳はなかろうと馬鹿げた気持ちになりました。
おそらくお薬として承認されるプロセスに、問題がまるで複雑系のように横たわっているからなのでしょう。
製薬企業や多くのリスクを取った既得権益者たちが利権を主張するのもよく分かりますし、自分や両親が、生物実験などテストが大雑把にしか完了していない段階の薬を試せるかといえば、よほどのメリットがない場合はノーです。
しかしシミュレーション科学でなんとかならないのか?と。叩くべきタンパク質のかぎ穴となる遺伝子群の特定くらいは京などのスパコンですぐ出来るでしょう。

医療の発展を鈍らせている正体は、技術ではなく法や制度だと感じました。きっと民意ではないでしょう。多くの国民は先進医療を必要としている訳ですし。

精子提供や卵子提供に関わる技術もおそらく推して知るべしでしょう。おそらく、日本では各生殖技術が社会に認められるまでにものすごく時間がかかっているのでしょう。
優先順位があるので愛情くんたちが関われるのは当面先の話ですが、一つの問題として興味を持ち続けたいなと感じた出来事でした。
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