従来の保険証存続を 2024.12.2
議会の傍聴にお越し下さい。
林 茂議員の一般質問 質問要旨
1、気候変動危機から住民の命と暮らしを守る対策を
気候変動とは、地球温暖化によってこれまで経験してきた気象パターンとは異なる、いわゆる「異常気象」が増加する現象のこと。理事者の皆さんは災害が多発している原因はご存じと思います。
資料を提出しますので、ご覧下さい。
1.藍住町 第3次地球温暖化対策実行計画 令和3年度~令和7年度(5年間)を見ました。
主な取り組みの具体化について伺います。
・新たに公共施設の新設や大規模改修を行う場合には、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の検討を行う。
・災害時の拠点となる公共施設においては、再生可能エネルギー設備と合わせて蓄エネルギー設備の設置を検討、自立分散型システムの構築に取り組む。
①以前議会で避難場所となる施設の停電などの対応は、屋上を活用して蓄電機能付きの太陽光発電設備を設置すべきでないのかとの質問で、検討する答弁だが、その後の進捗状況を伺います。
②実行計画のなかで、電気自動車をはじめとするエコカーの積極的な導入に努めるとともに、その利用を推進するとのことですが、藍住町が保有する自動車の状況、最近5年間で購入した自動車の状況を伺います。
2.前議会、太陽光発電設備の設置への助成は、現在導入を見送る方針との答弁でした。
世界中の国が太陽光発電を推進している一番の理由は、【地球温暖化対策】です。 今のまま化石燃料(石炭、石油、天然ガス)を使い続け、二酸化炭素の排出を抑制しなければ地球環境を壊します。 それも、遠い未来の話ではなく、ほんの30年、40年後のことです。
町として地球温暖化を阻止するためにも重点施策としての取り組みを提案します。
①太陽光発電設備に対する補助金
②電気自動車購入に対する補助金
③蓄電池(太陽光発電設備とセット)
①~③の事業を行う事業者を募集し登録してもらうこととします。
地元業者の仕事を増やすことにつながります。
これらの事業は北島町で実施して好評です。
2、藍住町敬老祝い金について
いろいろ問題点は、ありましたが3千円の商品券を受け取った町民の方は喜んでいました。対象者数、費用額、受け取った方の人数、受け取っていない方の人数、また、その理由を伺います。
3、帯状ほう疹のワクチン接種費用を助成
帯状ほう疹は、体内に潜伏していた「水ぼうそう」と同じウイルスが加齢や疲労などによる免疫力の低下で活性化され、痛みを伴う水ぶくれが帯状に現れる皮膚疾患です。
帯状ほう疹は特に50代以上から80歳までには3人に1人が発症すると言われています。
帯状疱疹ワクチンの接種費用は、生ワクチンで1回8,000円程度、不活性化ワクチンは1回2万2,000円程度と高額であり、その上、2回接種しなければなりません。
全国で2024年に制度創設した自治体(707区市町村)徳島県内でも助成が進んでいます。
行政として町民の健康を守る大切な役割があります。ワクチン接種で病気を防ぎ、苦しむ町民が生じないように藍住町も接種費用を助成すること。以前議会の答弁では、「実施しない」と答弁されましたが、その後の方針転換は。
4、南海トラフに備えて 住宅耐震を進めるために
「備えあれば憂いなし」のことですね。役場課長の弁
町が町民からの声として、耐震化に向けた課題では、耐震診断や耐震改修をしない理由としては、全世帯とも「関心がない」高齢世帯では「後継者がいないため改修しても仕方ない」が多い。高齢世帯以外の一般世帯では「経済的理由」が挙げられているので、従来の耐震事業計画を見直すことが必要です。
能登半島地震災害の実態から教訓を学んでください。
災害が起きてからでは遅すぎます。事前の対策・公共投資が必要です。町は、町民の経済的な負担を軽減する施策が求められています。財政力がある藍住町でできないことはありません。
① 次のことについて実施を求めます。
・耐震診断費用3000円無料化
・耐震支援改修支援事業の工事費上乗せ額の増額
・家具転倒防止の取付無料化すること
・住宅リフォームの助成事業の創設などの実施すること。
以上の取組について実施できない場合は、その理由についても答弁を求めます。
② 政府が高齢者世帯の耐震改修を促すため、新たな仕組みとして、耐震改修70歳超え出費不要の制度を創設。市区町村からの改修費の補助を受けるのが条件。
町は、これらの周知と対応についてどのように考えていますか。答弁を求めます。
企業・団体献金禁止せず 改革の名に値しない 2024.11.18
2024流行語大賞トップテンに「裏金問題」
![]() (写真)上脇博之教授 |
この1年の世相を反映した言葉を選ぶ「2024ユーキャン新語・流行語大賞」(「現代用語の基礎知識」選)が2日、発表されました。トップテンには、自民党の派閥のパーティー券収入を巡る「裏金問題」が選ばれました。
神戸学院大学の上脇博之教授が受賞しました。オンラインであいさつした上脇さんは、90人の裏金議員や刑事告発のきっかけになった「しんぶん赤旗」日曜版の記者などをあげ、「私以外の方で適任者がおられるのではないか」と受賞を悩みに悩んだと振り返りました。「流行語となったのは、多くの国民が生活が苦しい中で、なぜ政治家が起訴されないのか怒りを感じられた方が多かったと考え、怒りを抱いておられる国民の皆さんの代表者としてお受けする」と自分に言い聞かせたとのべました。
年間大賞はTBS系ドラマ「不適切にもほどがある!」の略称、「ふてほど」が選ばれました。トップテンには、米大リーグの大谷翔平選手が1シーズンで50本塁打と50盗塁を達成した「50―50」や闇バイトを違法ではないとアピールして募集する「ホワイト案件」、パリ五輪で銅メダルを受賞した馬術団体の「初老ジャパン」などが入りました。