しんぶん赤旗 2020.7.7
原水爆禁止2020年世界大会成功へ
コロナ禍 核なき世界の展望示す
日本原水協事務局長 安井正和さんに聞く抜粋
原水爆禁止2020年世界大会が目前に迫りました。今大会は「被爆者とともに、核兵器のない平和で公正な世界を―人類と地球の未来のために」をテーマに8月2日=国際会議、6日=世界大会―広島デー、9日=同・長崎デーを中心にオンラインで開催されます。
新型コロナウイルスの世界的流行に人類が直面するもとで、新自由主義による格差と貧国の拡大、大国中心の力の秩序など、今日の世界が人間の命を守るという点でいかにぜい弱であるかが明らかになりました。「国の安全保障」ではなく、「人間の安全保障」の方向に世界を変えることが求められます。
今年は被爆75年です。被爆者の訴えは、危機に直面する世界において特別の意味をもっています。広島、長崎の被爆者が人類絶滅の脅威、核兵器使用による極限状況を体験し、その体験を通じて「人類と核兵器は共存できない」とのメッセージを発信し続け、世界を変えてきたからです。
大会では、サーロー節子さんをはじめ被爆者が訴えます。
しんぶん赤旗 2020.7.9
しんぶん赤旗 2020.7.7
核兵器はなくし「人間の命の安全保障」のためにその予算を使うこと。
核兵器なくせ、軍事費を削れ、暮らしに回せは世界の流れ