たくさん泣いて笑った後 言葉を惜しんで出た二人
雨上がりの少し濡れた地面と ほんのりと湿った香り
人気のいない通りに どこからか聞こえる虫のせせらぎ
肌寒いのに どこか心地よい風が 遠ざかった心を近づけようとしている
顔を上げると曇りがかった空にかすかな星が輝いている
見とれた二人は 話すことを忘れ 目の前の夜空に見とれる
ふと思い出す あのころの時間 溢れる想い
どちらとも話を切り出さず 黙々と流れる時間
顔を見合わせて 自然にこぼれる笑み
いつもより少し深く息を吸って 小さく溢れた「ありがとう」
またどこかで会えることを約束して 二人は背中を向ける
この出会いを私は忘れることはないだろう
見上げた空 雲が消え 星がいつもより輝いていた
雨上がりの少し濡れた地面と ほんのりと湿った香り
人気のいない通りに どこからか聞こえる虫のせせらぎ
肌寒いのに どこか心地よい風が 遠ざかった心を近づけようとしている
顔を上げると曇りがかった空にかすかな星が輝いている
見とれた二人は 話すことを忘れ 目の前の夜空に見とれる
ふと思い出す あのころの時間 溢れる想い
どちらとも話を切り出さず 黙々と流れる時間
顔を見合わせて 自然にこぼれる笑み
いつもより少し深く息を吸って 小さく溢れた「ありがとう」
またどこかで会えることを約束して 二人は背中を向ける
この出会いを私は忘れることはないだろう
見上げた空 雲が消え 星がいつもより輝いていた