りかのひとりごと

日々のひとりごとを書いています。       

あかな りか

病室の窓

2017年12月13日 21時38分49秒 | 日記
真っ白い雪が舞う日でした

こんな寒い日に 子供たちに歌を歌いに行ったことを思いだしました

そこは 重い病気をもって生まれてきた子供たちが入院していました

私たちは「 神の御子は 」を歌いました

歌い終わると 病室は静かになり 規則的な呼吸器の音が聞こえました

話すことも

手をにぎることも

食べることも

歩くことも

学校に行くことも できないで

生まれてからずっと ベットに横たわり

病室の窓から ひとり 外をみつめてきたのです

真っ白い雪をみながら あの子たちもこの白い雪をみているだろうか と思いました

どうか元気になりますように

そう 祈った日でした