■模型とスケッチでイメージを膨らますSIリノベーション～絆を深める家

SI（スケルトン・インフィル）リノベーションの模型を作りました。
戸建住宅の場合と違い、マンションの場合は建築主が自由にいじれない部分があるので、模型を作る際にも柱や梁型を表現してみました。
今回はスケルトン状態からリフォームする為、内部の間仕切りや設備を解体して躯体のみが残っている状態からリフォームする予定です。



その後、床や壁（インフィル）を作り仕上げていきます。
約16坪の中で家族が生活をするに当り、様々な制約の中で余分なスペースを余すことなく間仕切りの位置や収納のサイズなどを決定してます。
寝室の面積、特に子供部屋のスペースをリビングスペースに割り充て、家族団らんの空間を重要視したプランです。



模型では、それらの暮らし方がイメージしやすいように細部にこだわって作りこんでみました。
やはり図面やスケッチ（パース）だけではお施主様に全てのイメージを伝えきれない為に模型はとても有効な手段です。
自分で手を動かし作りながらも新しいアイデアが湧き、考えを整理する事も出来ます。
設計期間が短いリノベーションの仕事だからこそ、お施主さんと空間のイメージを早い段階から共有する必要があるわけで、この模型が重要になってきます。

　

また、面積を有効活用するために収納はかなりこだわって作りこむ予定です。
それぞれの収納スペースの利用の仕方をイメージしながら、収納するものを想定し適切な大きさを決めていきます。

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打合せを何度か重ね、お蔭様でで大分考えがまとまってきました。
案は概ねまとまったので、これから年末に掛けて図面をがんばって書かなければなりません。
自分でいうのもなんですが、暮らしやすく家族の絆を深める家になりそうです！