■難局を乗り切れ！～南極料理人映画鑑賞

今日は新宿で用事を済ませた後、テアトル新宿にて映画鑑賞。
テアトルは水曜日、女性だけでなく男性も1000円なのでお得です。
まぁ～明日も映画の日なんですけどね。

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さて、映画の話。
「南極料理人」は南極の昭和基地より遥かに極寒の地「ドームふじ基地」に単身赴任する男たち8人の物語。
個々がそれぞれの任務を持ってこの基地にやってきているんですけど・・・
外の気温は氷点下54度。生物はおろか、ウィルスさえ生存できないこの場所で、男だけで一年以上過ごさなければならないという気がめいるような環境である。

私なんかとてもこの環境耐えられないだろうなぁと思いながら見ていたんですけど、なんだか映画を見ているうちにちょっといいかもって思ったりも。

8人だけの密度も髭も？濃い生活。
”濃すぎない”それぞれのキャラクターが上手く混ざり合い、現実味ある南極での生活を描いている様に思う。
こんな事やあんな事。
自分がもしその一員でも、この8人の誰かに当てはまる所があるだろうし、なんだか自分も南極のドームふじ基地で一緒に食卓に並んでいるような感覚にさえなります。

これは、私だけでなく、要所要所で出てくる”面白おかしい”出来事に、映画館の観客が一斉に吹き出し、笑いの渦が起きる感覚は、きっと他の観客もどっぷりと映画の世界に入り込んでいるのではないかなぁと思うわけです。

しかし、実に見事に伏線が張られいい感じで笑わせてくれます。
ミニシアター独特の？礼儀正しい観客が、一同に笑う感覚は気持ちよいですね。
（ゲラゲラとかじゃなくて笑いをこらえながらもひっくひっく笑う雰囲気）

まぁ～一言でこの映画を伝えるとすれば、「主題歌がユニコーン」
これで、ユニコーン世代の人にはなんとなく映画のイメージが伝わるかなぁと。
のんびりとたるい。ゆっくりと愉快な映画です。

見た人にしか解らないと思いますが・・・
エビフライ最高です！

ちなみに出演者は堺雅人さんが主役のコックさん。
生瀬勝久さんやきたろうさん、豊原功輔さんなど実力派の俳優陣が固めています。

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8月22日が封切りだったと思うので、1ヶ月以上経っても満員に近い入りでした。
評判もピアの満足度ランキングで首位を取ったりと良い映画です。
普段ミニシアターを見ない人にもお勧めできる安定感のある作品だと思います。
って、でもなんかカップルがイチャイチャしながら見ては欲しくないのがミニシアターなんですけどね（笑）

■南極料理人の公式HPはこちらから



しかし、料理一つ一つはとても美味しそうなのに、スクリーンに映し出されると美味しそうに見えないのはなんなのでしょう？
ちょっともったいない・・・