ライフスタイルをデザインする建築家の・・・ライフスタイル

ライフスタイルをテーマに建築家の日常を綴っています。
最近は子育てを中心に時々建築話、旅行記や映画の事を綴っています。

■ないてばかりの「なくもんか」試写会~阿部サダヲ主演映画鑑賞

2009-11-10 20:47:18 | ■映画鑑賞
昨日は設計勉強会の後に映画「なくもんか」の試写会に行ってきました。
たまたま姉がGETしたチケットが余り、急遽新橋スペースFS汐留に行くことになったんですね。

試写会場は新橋駅からすぐ近くだったんですけど、地図が解りづらくちょっと迷ってしまいました。
こういう映画の試写会の場合、配給会社の広報の方とかが司会みたいな事をやる事が多いかと思うのですが・・・
今回はJ-waveの試写会という事で、番組の宣伝をかねて?アンジャッシュの渡部さんがMCとして登場。
さすがですね。見事に客の心を掴み映画への期待感を高め、さらにラジオ番組を見たくさせ、blogでこのように「なくもんか」の宣伝をしたくなるようにマインドコントロール受けてしまいました(笑)

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「なくもんか」は舞妓Haaaan!!!のスタッフが勢ぞろいして作成したヒューマンドラマ。
脚本:宮藤官九朗
主演:阿部サダヲ
監督:水田伸生
と、このゴールデンコンビに加え、また、今回もキャラの濃い出演陣が多数出演しています。

映画のキャッチコピーは「コレは”泣ける喜劇”か、”笑える悲劇”か!」
という事なんですが、まさに映画の全容を語っているのではないかと思います。

舞妓Haaaan!!!でも同様に、ストーリーに直接関係しないギャグ?笑いの数々。
その、笑いの中に意表をつくように襲い掛かる感動的なシーン。

私、こういう映画に物凄く弱いんです・・・
も~涙ポロポロ。
鼻水グジュグジュ。
インフルエンザ対策のマスクがバッチクなってしまいました(^ー^)

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映画の公開はこれからなので、あまり内容には触れないように説明すると、阿部サダヲ演じる山ちゃんはトンカツやさんの居候亭主。
親に捨てられ、血を別けた兄弟とも再会を果すことなく、育ててくれた家族に負い目を感じながら「八方美人」に皆の機嫌・視線を気にし、笑顔を繕いながら生きてきました。

そんな山ちゃんがひょんな事で、あらたな家族ごっこ?の仲間入りする事に。

表面上の家族という中で気丈に振舞いながらも、疲労を蓄積していく山ちゃん。

「いい人」「八方美人」に振舞う為のエネルギーって相当なものなんですね。

生き別れた家族に再会する事で、偽装?家族と本当の家族との絆を更に強めていくのですが、別々に歩んだ時間の壁をなかなか取り除く事が出来ないでいるんですよね。
そんな、ギコチナイ家族がどのように変っていくのか?
笑顔の仮面で本当の笑いを忘れてしまった山ちゃんは真の幸せを手に入れることが出来るのでしょうか???
という映画です・・・

映画・なくもんか


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私はこの映画を凄く評価していて・・・
最高に笑えて、最高に泣いた映画だったんですけれども、いろんな方に見てもらいたいので細かい話を出来ないのが残念でなりません。
いつもは、伏線やつじつまを重要視する私ですが、この映画はなんだか途中からそんなことはどうでも良くなり、ただただ笑える場面で笑い。
泣けるシーンでは泣く事に専念してみていました。
なんか、体中から力が抜けて汚い水やらなんやらが沢山出た感じです。

人は、無意識の中で他人に気に入られようと振る舞い、無理をしながら生きていくもの。
その窮屈な思いをしている現代の人々に、ほんの。
そう、ほ~~~んの小さな風穴を開ける事。
それが、この映画のテーマなのではないでしょうか?

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■なくもんかの公式HPはこちらから
2009年11月14日(土)全国一斉ロードショーです!
是非泣いて笑いに行って下さい!

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そうそう、竹内結子演じる”てつこ”の経歴がもっと知りたかった~(^ー^)
弟役の瑛太もかっこよかったです!


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