先ほどのマザー・テレサに引き続き映画鑑賞。
封切りから3ヶ月も経つのに立ち見客がいる人気よう。
整理券で8番の札を持つ私はかなり余裕で座れましたが、少し早めに劇場に訪れたほうがよさそうです。
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ヒトラーの秘書が見た、最期の12日間をテーマにストーリーが展開され、
今まで、語られなかったヒトラー側の視線で映画は語られています。
犬や親類にとても優しかったヒトラー。
死の迫った状況で、次第に錯乱し、正気を失う様子が描かれ、ナチの精神に身を捧げた軍人たちの卑劣な行為や、戦争の愚かさが映し出されていた。
残念なことに、ユダヤの大量虐殺がどのような心理状態で行われたのかはまったく語られず、ソ連軍に攻められ自決の道を選ぶ軍人の”名誉の死”のみがクローズアップされていた気がした。
ヒトラーの苦悩と、始まった戦争の終結の難しさ、動き出した歯車の暴走・・・
難しい問題でした。
人の命を尊重し愛するマザー・テレサと、市民の死は自分を総督に選んだ自業自得だと、言い切り、自分のプライドで降伏できず、市民を苦しめるヒトラー。
対極過ぎて、ヒトラーの垣間見せる優しさも受け入れられませんでした・・・
映画を別々に見ていたら、また感想変わってたかもしれません。
■ヒトラーの映画公式HP
■作者の訪れたベルリンの写真はこちらから
封切りから3ヶ月も経つのに立ち見客がいる人気よう。
整理券で8番の札を持つ私はかなり余裕で座れましたが、少し早めに劇場に訪れたほうがよさそうです。
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ヒトラーの秘書が見た、最期の12日間をテーマにストーリーが展開され、
今まで、語られなかったヒトラー側の視線で映画は語られています。
犬や親類にとても優しかったヒトラー。
死の迫った状況で、次第に錯乱し、正気を失う様子が描かれ、ナチの精神に身を捧げた軍人たちの卑劣な行為や、戦争の愚かさが映し出されていた。
残念なことに、ユダヤの大量虐殺がどのような心理状態で行われたのかはまったく語られず、ソ連軍に攻められ自決の道を選ぶ軍人の”名誉の死”のみがクローズアップされていた気がした。
ヒトラーの苦悩と、始まった戦争の終結の難しさ、動き出した歯車の暴走・・・
難しい問題でした。
人の命を尊重し愛するマザー・テレサと、市民の死は自分を総督に選んだ自業自得だと、言い切り、自分のプライドで降伏できず、市民を苦しめるヒトラー。
対極過ぎて、ヒトラーの垣間見せる優しさも受け入れられませんでした・・・
映画を別々に見ていたら、また感想変わってたかもしれません。
■ヒトラーの映画公式HP
■作者の訪れたベルリンの写真はこちらから
時代のせいって言うのは簡単だけど、平和な時代に彼らが生まれていたら、どんな政治をしたのだろう。
時代が彼らを狂わせたのか?そんな時代だから彼らが台頭したのか?
僕が生きている間は、へなちょこ指導者でもいいから、平和であって欲しいなって思います。