東北地方太平洋沖地震について、被災に遭われた方・お亡くなりになられた方へ深く哀悼の意を表します。
一人でも多くの方が救出される事を心より願っております。
なかなか事態が事態だっただけに、すぐにブログを書く気になれなかったのですが・・・
逆に更新がないという事で心配していただいた方もいたので・・・
この場ですみませんが、私の家族・親族は特に被害なく無事に過ごさせていただいております。
ご心配いただいた方ありがとうございました。
---
さて、刻一刻と状況が変るなかでどんな記事を書くべきか解らないのですが、建築家という立場でここ数日考えたことを書いてみたいと思います。
まず、原発意事故。
あれほど安全安全と唱えていた原発がM9.0の地震において制御不能に陥った事。想定外のことが起こったにしろ・・・
以降想定外のことが起きないという仮定が成立しなくなった事で、今後の日本のエネルギー計画が大きく変る事が間違いありません。
停止された原発が復旧するのか?
プルサーマル計画は進むのか?
恐らく、このような事故を引き起こしてしまった以上どの自治体も受け入れや運転を認めないと思うのです。
そうなった時に、火力発電や太陽光、水力などの発電を使って生活できる仕組みづくりが求められるかもしれません。
そういった際に、IHクッキングヒーターというのがネックになります。
そして、IH機器を使う事を条件にしたオール電化住宅の在り方が問われるのだと思います。
やはり、ガスで炊事を行う。その節電効果は大きいのではないでしょうか?
そして、原子力発電をを前提にしたオール電化住宅割引(全電化住宅)も見直しが必要だと思うのです。
それ以外にも、LED電球の積極的利用などが我々が真剣に考えなければならないこと。白熱灯を利用した演出照明なども少し控えめにしなければいけないのかな?
もちろん太陽光発電やエネファームといった家庭用コージェネレーションシステム(自家発電)の採用も視野に入れた家造りも考えねばなりませんね。
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耐震性についてはTV等で見る限り新しい基準(新耐震)で建てられていれば直接的な被害はかなり食い止められるのではないかという感じを受けました。
それは津波到来前の建物はあまり倒壊している建物が見られなかったことから。
ですから無理に不安を煽って耐震性を上げることは必要でなくて、むしろ作り付けの家具等を多くして落下による衝撃を抑える工夫や説明が重要だと思っています。
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そして、改めてRC(鉄筋コンクリート)造の優位さが解りました。
地盤にもよりますが、予算が許す場合はRC造での計画を心掛けたいですね。
津波に対しての優越性も明らかになりましたが、その一方、通常の戸建住宅(2~3階建て)ではほとんど意味が無い事が解りました。
今回の津波で3階部分まで津波にのみ込まれてしまった事を考えると、近隣のRC造のマンション等に非難した方が明らかに有利。
つまり、津波対策でRC造を選択する事はあまり有益でなく、逆に津波にのみこまれ可能性のある屋内にとどまってしまう事に繋がりかねないので、ここは潔く津波対策はほどほどにして、避難計画をキチンと考え、防災グッズなどの収納や避難経路を考慮した家造りを行う必要がありそうだいう感触です。
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と、とにかくまだまだ私の考えもいろいろまとまっていないのですが・・・
とりあえず、今自分が何が出来るのか?
交通手段も閉ざされている状態で、復旧の直接的な手助け(ボランティア活動)は難しいように思います。
その為、節電を心掛けて生活する事。
そして、信頼出来る機関に義援金の募金等を行い復興支援に手を貸したいと思っています。
今、私とその家族が無事でいつもと同じ生活を送れていることはただ単に運が良かっただけだという事。
住宅設計をしている立場から、地震などに対して家の安全性などを人一倍考えているとは思うのですが、そういう安全対策を怠った方が被害を受けたのでなく・・・
ただ、その時の地震で運悪く地震の震度が高いところ、津波の被害が大きかった所にいただけ、住んでいただけなのです。
ですから、その状況の中で生き延びた人たちに手を差し伸べたい。
援助すべきだと思います。
寄付金は気持ちが大事という事で小額でも寄付が可能ですが、この地震以降も継続して仕事があって、今までどおりの生活を送れる人は最大限の寄付を行うべきではないかと考えています。
出来れば、政府が復興支援に掛かる金額をはじいて国民一人当たり幾ら以上支援して欲しいという寄付の募り方をしてくれればいいのですが、残念ながらそういう動きはないようなのでとにかく私のブログを見ている人にも同じような気持ちになってもらいたく記事にしてみました。
とりあえず、私は引き受けている仕事をほったらかしにして現地でボランティアをする事が出来ないので、その交通費とボランティアに当たる人件費相当を寄付したいと考えています。
それだけではまだまだ足りないのは解ってるのですが、同じような気持ちで多くの寄付が集まれば大きな力になるはずです。
皆さんも出来る限りの支援よろしくお願いいたします。
被災された方に早く笑顔が戻る事を願うばかりです。
気持ちだけが寄付じゃありません。いまこそ本気の義援金を!
一人でも多くの方が救出される事を心より願っております。
なかなか事態が事態だっただけに、すぐにブログを書く気になれなかったのですが・・・
逆に更新がないという事で心配していただいた方もいたので・・・
この場ですみませんが、私の家族・親族は特に被害なく無事に過ごさせていただいております。
ご心配いただいた方ありがとうございました。
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さて、刻一刻と状況が変るなかでどんな記事を書くべきか解らないのですが、建築家という立場でここ数日考えたことを書いてみたいと思います。
まず、原発意事故。
あれほど安全安全と唱えていた原発がM9.0の地震において制御不能に陥った事。想定外のことが起こったにしろ・・・
以降想定外のことが起きないという仮定が成立しなくなった事で、今後の日本のエネルギー計画が大きく変る事が間違いありません。
停止された原発が復旧するのか?
プルサーマル計画は進むのか?
恐らく、このような事故を引き起こしてしまった以上どの自治体も受け入れや運転を認めないと思うのです。
そうなった時に、火力発電や太陽光、水力などの発電を使って生活できる仕組みづくりが求められるかもしれません。
そういった際に、IHクッキングヒーターというのがネックになります。
そして、IH機器を使う事を条件にしたオール電化住宅の在り方が問われるのだと思います。
やはり、ガスで炊事を行う。その節電効果は大きいのではないでしょうか?
そして、原子力発電をを前提にしたオール電化住宅割引(全電化住宅)も見直しが必要だと思うのです。
それ以外にも、LED電球の積極的利用などが我々が真剣に考えなければならないこと。白熱灯を利用した演出照明なども少し控えめにしなければいけないのかな?
もちろん太陽光発電やエネファームといった家庭用コージェネレーションシステム(自家発電)の採用も視野に入れた家造りも考えねばなりませんね。
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耐震性についてはTV等で見る限り新しい基準(新耐震)で建てられていれば直接的な被害はかなり食い止められるのではないかという感じを受けました。
それは津波到来前の建物はあまり倒壊している建物が見られなかったことから。
ですから無理に不安を煽って耐震性を上げることは必要でなくて、むしろ作り付けの家具等を多くして落下による衝撃を抑える工夫や説明が重要だと思っています。
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そして、改めてRC(鉄筋コンクリート)造の優位さが解りました。
地盤にもよりますが、予算が許す場合はRC造での計画を心掛けたいですね。
津波に対しての優越性も明らかになりましたが、その一方、通常の戸建住宅(2~3階建て)ではほとんど意味が無い事が解りました。
今回の津波で3階部分まで津波にのみ込まれてしまった事を考えると、近隣のRC造のマンション等に非難した方が明らかに有利。
つまり、津波対策でRC造を選択する事はあまり有益でなく、逆に津波にのみこまれ可能性のある屋内にとどまってしまう事に繋がりかねないので、ここは潔く津波対策はほどほどにして、避難計画をキチンと考え、防災グッズなどの収納や避難経路を考慮した家造りを行う必要がありそうだいう感触です。
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と、とにかくまだまだ私の考えもいろいろまとまっていないのですが・・・
とりあえず、今自分が何が出来るのか?
交通手段も閉ざされている状態で、復旧の直接的な手助け(ボランティア活動)は難しいように思います。
その為、節電を心掛けて生活する事。
そして、信頼出来る機関に義援金の募金等を行い復興支援に手を貸したいと思っています。
今、私とその家族が無事でいつもと同じ生活を送れていることはただ単に運が良かっただけだという事。
住宅設計をしている立場から、地震などに対して家の安全性などを人一倍考えているとは思うのですが、そういう安全対策を怠った方が被害を受けたのでなく・・・
ただ、その時の地震で運悪く地震の震度が高いところ、津波の被害が大きかった所にいただけ、住んでいただけなのです。
ですから、その状況の中で生き延びた人たちに手を差し伸べたい。
援助すべきだと思います。
寄付金は気持ちが大事という事で小額でも寄付が可能ですが、この地震以降も継続して仕事があって、今までどおりの生活を送れる人は最大限の寄付を行うべきではないかと考えています。
出来れば、政府が復興支援に掛かる金額をはじいて国民一人当たり幾ら以上支援して欲しいという寄付の募り方をしてくれればいいのですが、残念ながらそういう動きはないようなのでとにかく私のブログを見ている人にも同じような気持ちになってもらいたく記事にしてみました。
とりあえず、私は引き受けている仕事をほったらかしにして現地でボランティアをする事が出来ないので、その交通費とボランティアに当たる人件費相当を寄付したいと考えています。
それだけではまだまだ足りないのは解ってるのですが、同じような気持ちで多くの寄付が集まれば大きな力になるはずです。
皆さんも出来る限りの支援よろしくお願いいたします。
被災された方に早く笑顔が戻る事を願うばかりです。
気持ちだけが寄付じゃありません。いまこそ本気の義援金を!
原発からは距離がありますが、どうなるかわかならいね、ってうちの母親が言っていました。
うちはすこし大きな通り沿いにありますが、ガソリンが尽きかけた今、その通りは渋滞ができているそうです。
海側の被災者たちがいくあてもなく、被爆を逃れて、西へ西へと避難しているそうです。
苦しいですが、私にできることをしなきゃいけない。
呼びかけ、ありがとうございます。
ご協力よろしくお願いします。
ご家族の無事が確認されて良かったですね。
でも、ほんと不安ですよね。
お金という形でしか協力できなくて申しわけありませんが、少しでも復興の手助けになればと思っています。
あとは、節電と献血で協力したいと思います!