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最近は子育てを中心に時々建築話、旅行記や映画の事を綴っています。

住宅版エコポイントでみる溶けてなくなる税金・補助金の話し

2011-02-01 00:07:42 | ■雑談
子供手当てが継続できるのか?
それとも予算が通らずに・・・扶養控除がなくなっただけで子供手当てがなくなってしまうのか?
なんだか、与党も野党もいい加減にしてもらいたいなぁと思う今日この頃。

うちの子は一歳になったばかりだから、子供手当ては最大限恩恵を受けられるし、第二子が産まれた時もとても助かる制度なんですがどうもしっくりこないのです。

どうも、目の前にニンジンぶら下げられて走っているだけというか・・・

子供手当てをもらった子供に借金を大量に背負わせ、少しのお金で誤魔化しているようにしか思えないのです。

だからといって受け取りを拒否するわけではありませんが、とにかくこういう税金の使い道はキッチリビジョンを持って定めて欲しいのです。

でも、一つだけ明らかな事があります。

現金支給・補助金助成金は目減りするという事

これは、この子供手当てを支給するためには審査の手間が掛かって、税金が溶けてしまっているということ。
直接国が保育園を作ったり、保母さんを育成すればほとんど溶けることなく税金を有効活用できるのに・・・

なんだか、わざわざ仕事を作っているようにしか思えないのです。
そう、二次的に儲かる団体が出来るようにお金の使い道を考えているのではと疑いたくなってしまうのです。。。

じゃなきゃ、一生懸命税金で集めたお金を現金で返すなんて非常識な事が起きるわけないのです。

だって、子供の特別扶養控除額みたいなものをつくれば、支払う税金が少なくなる事で子供を育てる親は必然とキャッシュバックされる訳でしょ。。。
(もちろん、母子家庭などには別の手当てがあってもいいと思う)


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と、これを解りやすく住宅版エコポイントで考えてみると・・・

予算規模が約2400億円※1なんですね。
このうち、エコポイントの事務局の経費が仮に5%だとしても120億溶けてしまっているんですよ・・・

しかも、新築の場合は30万円分のエコポイントを得る為には認定手数料として約4万円(性能評価等を受けている場合は1.5万円ぐらい)必要になるんです!

(30-4)÷30=0.866と、実に13%もの補助金が目減りするんですね。
その認定も役所が受け付けてなくて財団法人や民間の審査機関が審査する事になるんです。。。
なんだかね~。

とにも、かくも集めた税金のキャッシュバックほど馬鹿げた物はない。
もっともっと有効に使ってもらえないかなぁ~
ほんとに。

子供手当てがどうのこうのなんて話はいいので、とにかく保育園に入れるようにして欲しいと願うのです・・・

と、最近は政治的な話はなるべく書かないようにしていたのですが・・・
他の国の民主化運動をみていると、やはり国民が一つ一つ声をあげるのも大切かなぁと思って記事にしました。。。

※1平成21年度第2次補正予算(平成22年1月28日成立)において、1000億円を計上し、一年延長で1,412億円+30億円の予算をさらに計上しているようです。間違っていたらすみません。


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