■外構工事で今度こそ完成～プレーリーハウス

昨日はプレーリーハウスの残工事の確認に行ってきました。
主に外構工事が残っていたんですけど、引越しの片し途中の家の中も見させていただきました。

リビングの本棚や、飾り棚など私が計画時に思い描いていた様に上手く飾り付けがされていて嬉しい限り。
全て一段落したらキチンと招待していただく予定なので、その時が非常に楽しみです(＾ー＾)



外構に関しては、お客さんの意見をかなり取り入れた形で工事を行っています。
お客様がかなり植栽に詳しい方だったので、樹種などかなり細かい指定をした上で計画してます。
この日は途中までしか現場にいられなかったので、全体の写真を撮れませんでしたが、また一段と雰囲気が出てきました。

ただ、残念なのは大きな木などは枝を大分落とした状態で搬入・設置されるので、完成形の雰囲気までにはまだまだ時間が掛かるという事。
また、塀で囲まれない家を目指したので、コレラの植栽が防犯も兼ねる為に始めの一年はちょっと不安が残ります。

フランク・ロイド・ライトのような刻を感じるデザインを再現するのはそう生易しいものではありませんね。



ちなみに植える前の植栽はこのように一株づつ麻布のようなもので根っこ部分を包まれて搬入されます。
こうする事によって搬入中に乾燥するのを防ぐと共に、穴を掘って埋めるだけという簡単施工を実現します。

しかし、ほんと大変だなぁと思うのはコレラ植栽の安さ。
例えばヒイラギナンテンなどは販売できるまで3～4年育てて出荷してたったのが1000円前後で取引されるわけです。
高木も10年弱育てて・・・1万円ちょっと。
ほんと大変な商売です。

昔は3倍ぐらいの値段で売ることが出来たのが、NETやホームセンターの普及で低価格化が進み、別途日当をもらわなければ商売にならないと嘆いておりました。

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現場では予想外の事が起きるもので・・・
外構で私が力を入れてデザインした？木製のフェンス＆門扉は予算が削られ、スチールメッシュフェンスへとコストダウン。
外構工事は最後の工事の為、こういったこともしばしば。
植栽にお金がかけられただけでもお客さんに感謝しないといけないですね。

また、次回写真を公開します。


---プレーリーハウスの記事---



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※本物件はグループアプローチ建築設計事務所勤務時代に担当者として設計に携わりました。
現在は退所し、物件写真等は削除させていただいております。