ライフスタイルをデザインする建築家の・・・ライフスタイル

ライフスタイルをテーマに建築家の日常を綴っています。
最近は子育てを中心に時々建築話、旅行記や映画の事を綴っています。

■箱根彫刻の森美術館~予想外に☆5つ!

2006-05-05 22:50:27 | ■国内旅行
GWの連休中に行ってきた箱根。
その中で最高に楽しかったのが”箱根彫刻の森美術館”

箱根に行きつくして、もう行くところがなくなったらここにいくのかなぁってなんとなく思っていた場所である。

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箱根彫刻の森美術館は箱根登山鉄道の”彫刻の森”駅前にある。

スイッチバックで急勾配の山を登り駅に到着するともうお昼の時間。
作品を鑑賞前にお昼ご飯・・・
と、彫刻の森クラブで蕎麦定食を頂く。


フジサンケイグループの保養所とあってなかなか豪華な内装。
この中華な内装の中で、蕎麦と和菓子と抹茶のセットを頂いたのです・・・
少しアンバランス。

さて、お会計を済まして彫刻の森美術館に向かおうを思ったら、レジの横に「割引券販売します」
の文字が。

試しに聞いてみたら・・・
なんと、なんと1600円のチケットを格安
1000円で手に入れることが出来たのです!

ここで食事をした人だけの特典みたいなのですが・・・
1000円の食事で600円も安くなっていいのでしょうか?
偶然ながらとってもお得な割引チケットでした。

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彫刻の森美術館に入るとまずお出迎えなのがこのアントニー・ゴームリーの「密着」という作品。
建物の屋上から人が落ちたかのような彫刻。
目を引きます。



園内には、ヘンリー・ムーアの曲線を帯びた作品郡をはじめ、オーギュスト・ロダン製作の「バルザック」、ブルーデルの「弓を引くヘラクレス」など著名な作品が一杯。



次に目をひいたのはこの作品。
女神?の瞳から涙が零れ落ちる噴水。



中にはこんなレインボーカラーの面白い作品も。
記念撮影にぴったりでした。



そして、この彫刻の森美術館で一番良かった作品がコレです。
堀内紀子(ほりうち としこ)氏の作品で「ネットのお城」
カラフルな色彩のネットの遊具で、飛び跳ねたりくぐったり、まとわりついたり子供たちに大人気でした。



蜘蛛の糸?には子供がぶら下がりこんな感じ。
背後では子供が生まれそう・・・
私たちも子供が生まれたら是非連れて来たいと思う作品でした。

作者の堀内紀子(ほりうち としこ)さんが気になって調べてみたのですが、
■虹の巣ドーム
国営滝野すずらん丘陵公園(北海道)

■ちびっことりで(ワラビグスク)
沖縄海洋博覧会記念公園

といった作品があるようです。
先日訪れた、昭和記念公園のフワフワドームに続くお勧めの子供の遊び場でした~。



他にも、子供用の遊具?作品に上の写真のような物もあったのですが、この日は天気が良くなくあまり遊んでいる子供が居ませんでした。



見上げると、こんな感じ。
このシャボン玉の中を子供が動き回っていたら、やっぱ楽しいんだろうなぁ~。



さて本題のピカソ館に向かいましょう!
と、そこに現れたのがニキ・ド・サン・ファールの「ミス・ブラック・パワー」
実際に目にすると凄い存在感。

通りすがりのファミリー達。
「ねぇ、お母さんあれなぁに~?」

「ああ、あれは大阪のおばちゃんよ」

言い得て妙である。



ピカソ館は、親族から譲り受けたセラミックを中心にコレクションされている。
ピカソの陶磁器?
と、あまり馴染みがなく知識がなかったのですが・・・
作品を見て悩みました。

芸術なのか?駄作なのか?
なお解らなくなったのです。

全て子供が粘土こねて作ったような作品。
私が作っても簡単に同じような物作れそう・・・

キュビズム時代の絵画は、二次元の絵に三次元を意図的に取り込んだ要素があって芸術だと理解できるのだけど・・・
今回目にした陶磁器の作品は、理解不能。
芸術性をお金に替えて計るとしたら・・・
一枚500円くらい?

私には芸術&ピカソがますますわからなくなりました(゜ヘ゜)?



気を取り直して「幸せを呼ぶシンフォニー彫刻」へ。
円柱の建物の内部にぐるっとステンドグラスがはめ込まれています。
いや~綺麗!
夜はライトアップされ外に明かりがこぼれるとかで・・・

こういった解りやすい芸術の方がいいですよね。



園内ぐるりと歩きつかれたので最後に足湯を。
100円でタオルを頂いて御入足~。

ここ箱根の森美術館には外人さんの観光客がいっぱい。
足湯を体験している外人さんを眺めていると楽しいですよ。
慣れない温泉で楽しんでいる様子が・・・



GWのこの日は、粘土細工のワークショップを開催していました。
この色粘土で作られたお城。
これこそ芸術。
子供の感性にピカソも勝てません!



いや~満喫。
彫刻の森美術館を楽しみまくりました・・・

さて、帰りますかと「EXIT」マークに向かうとこの近未来的な扉が・・・
SF映画「ガタカ」の宇宙船に乗り込むシーンのようなイメージ。
これから箱根の秘密基地から飛び立つのか・・・

と、タイムスリップして創業明治11年の富士屋ホテルに向かいます。
↓是非この記事も見てください!

■富士屋ホテルの作者レビューはこちらから(写真を沢山掲載しています)

■箱根 彫刻の森美術館の公式HPはこちらから



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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
良いよね~ (ちびなべ)
2006-05-10 00:03:42
ここホントお薦めですよねー。生垣で出来た迷路?とか大人でもついつい迷い込んでみたくなります。子供連れて行ったら更に楽しいんだろうな。

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ほんと良すぎてビックリ (akatuki)
2006-05-10 23:43:58
>ちびなべさん



ほんと、初めていっておもいっきり楽しんできました。

こんなに楽しめるなんて思いませんでした。

コレは広く宣伝しないとです。

私のように、行かずギライの人いるかもしれませんので・・・
返信する

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