最近の母は、より認知症が進んでいる。
母は私を呼ぶときは「トシ坊」と言う。
いつもの様に、夕食の補助を終え、ベットへ寝かす。
好物の棒アメを舐めながら言った。
母「きぬ、トシ坊がいんからくーったん」(昨日、トシ坊は海から来なかった)
私「のーてぃぬばーりゃー」(どうゆうこと)?
母「みーつからー、んーななきゅうたー」(見たら、皆、泣いていた)
私「のーすうてぃ」(どうして)?
母「すさんまー」(知らない)
ここで、顔を手で隠し、涙を流した。
母「つんだらーさ」(かわいそうに)
私「ばーやー、すんだすたー」?(私は、死んだの)?
母「あんちーぱずさい」(そうでしょう)
私「ばやー、んまんどううーすが」(私はここにいるけど)
母「あんちーやーすが、トシ坊やみーん」(そうだけど、トシ坊は、いない)
私「ばーやー、たーりゃー」(私はだれでしょう)?
母は、しばらくして、「くくく」と笑いを堪えながら言った。
母「うわーあらんにゅー」(あんたじゃないよ)
普段から、冗談を言う母ではない。
この個室に移ってから、知らない人がこの部屋にいると言う。
話しかけても返事もないし名前も教えてくれないので、困っているらしい。
母が少しづつ離れていくみたいで、悲しい気もする。
母は私を呼ぶときは「トシ坊」と言う。
いつもの様に、夕食の補助を終え、ベットへ寝かす。
好物の棒アメを舐めながら言った。
母「きぬ、トシ坊がいんからくーったん」(昨日、トシ坊は海から来なかった)
私「のーてぃぬばーりゃー」(どうゆうこと)?
母「みーつからー、んーななきゅうたー」(見たら、皆、泣いていた)
私「のーすうてぃ」(どうして)?
母「すさんまー」(知らない)
ここで、顔を手で隠し、涙を流した。
母「つんだらーさ」(かわいそうに)
私「ばーやー、すんだすたー」?(私は、死んだの)?
母「あんちーぱずさい」(そうでしょう)
私「ばやー、んまんどううーすが」(私はここにいるけど)
母「あんちーやーすが、トシ坊やみーん」(そうだけど、トシ坊は、いない)
私「ばーやー、たーりゃー」(私はだれでしょう)?
母は、しばらくして、「くくく」と笑いを堪えながら言った。
母「うわーあらんにゅー」(あんたじゃないよ)
普段から、冗談を言う母ではない。
この個室に移ってから、知らない人がこの部屋にいると言う。
話しかけても返事もないし名前も教えてくれないので、困っているらしい。
母が少しづつ離れていくみたいで、悲しい気もする。
下地さんもお母様に寄り添うことしか出来ないのでしょうね?