アキレス腱断裂からの回復報告ブログ

令和六年三月にアキレス腱を切ってしまい、三月末に手術しました。
アキレス腱の治り具合を公開していきます。

スポーツ整形外科

2024-07-08 12:00:42 | 日記
アキレス腱を切るまで、「スポーツ整形外科」という科を持つ病院があることを知りませんでした。
整形外科と治療対象は変わらないと思いますが、スポーツ整形外科の医師はスポーツへの理解が深く、また、スポーツ選手の治療を実際に多く手がけているというところが違うところかと思います。

私はスポーツでアキレス腱を切ってしまいましたが、スポーツ選手というわけではありません。ただ、夏にバレエの舞台に出たいという思いが強かったので、手術後どのくらいの時期にどこまで回復できるかという知見は、スポーツ整形外科の医師の方がもっているかと思って、スポーツ整形外科の受診を希望しました。
私がかかった病院では、紹介状の内容を見て、整形外科がふさわしい場合には整形外科につなぎますと言ってくれていたので、科の選択について間違っていたらどうしようという不安がなく受診することができました。

病院選び

2024-04-17 15:39:54 | 日記
手術をするとなると、初診時に診てもらった近所のクリニックでは無理なので、大病院に行くことになります。どこの病院がいいのかわからなかったので、とりあえず特定の病院の宛名を入れないかたちで紹介状を書いてもらいました。
松葉杖もそこで貸してもらいました。初めての松葉杖です。そこでびっくりしたのが、松葉杖は脇の下につけてはいけないこと。脇の下の神経を圧迫することがご法度だそうで、肘をまっすぐにして体重を乗せて移動します。
先生が見せてくださった見本は美しく、スイスイと移動されていたのですが、初めての私はヨロヨロ。しかも少し移動するだけでかなり体力を使って汗だくになってしまいました。
ともあれ、紹介状と松葉杖を携えて、帰宅。

アキレス腱を切って手術を決めたら、すぐにでも病院に駆け込まなくてはいけないと思っていたのですが、クリニックの先生によると怪我から1週間以内に受診すれば大丈夫とのこと。怪我をしたのが土曜日だったので、週明けの月曜日に病院に行く計画を立て、ネットで病院を調べ始めました。

家から距離の近い大病院をいくつか検討しましたが、アキレス腱断裂の年間の手術件数がいずれもそう多くはありませんでした。アキレス腱断裂の手術の件数が多く、治療について納得のいく情報を提供していた病院は我が家から少し行きにくかったのですが、評判のいいその病院で治療を受けてみようと決め、月曜日に予約のための電話を入れました。

予約自体は当日にでも入れられるとのことだったのですが、紹介状はその病院のその科の宛先でないと受けられないとのことだったので、取り急ぎ翌日の予約をとり、近所のクリニックに紹介状の宛名を訂正してもらい、翌日に備えました。

ちなみに近所のクリニックに慣れない松葉杖で向かったところ、背中がものすごく痛くなってしまい、クリニック近くの整体院にかけこみでマッサージしてもらいました…。松葉杖の移動は見ているとそんなに難しそうでないのに、自分が使うとなると、変なところに力が入るし、体力をすごく使うしでなかなか大変でした。歩いたら7分くらいのところを3〜40分かけて移動しました。

カバンは当然持てないので、リュックが大活躍です。
雨が降っても傘を持てないので、雨が降ったら松葉杖での外出はできないなと思いました。実際翌日の火曜日はザーザーの雨になってしまったので、月曜日は晴れていてとても助かりました。

アキレス腱断裂、2つの治療法

2024-03-29 20:52:13 | 日記
整形外科では、アキレス腱断裂の二つの治療法とそれぞれの長所短所を教えてくれました。
 
まず、手術という選択肢があります。
これは、早く松葉杖が外れることと、怪我をしてから動けるようになる期間が短いので、筋力低下が少ないことがメリット。
しかし、入院しないといけないし、手術をするので傷跡は残る。また縫合した部分がぼこっとして数年違和感を感じるという人もいるそうです。

もう一つの選択肢は保存療法。
なんと、手術をしなくても治るのだそうです。完治までの期間も手術とほぼ同じ半年間!
しかし、松葉杖生活は手術よりも長くなります。手術の場合、術後1週間ほどで外れるのが一般的だそうですが、保存療法の場合は2ヶ月ほど使うことになります。
また、治療後のアキレス腱は、完全な元通りではなく、以前より少し長くなってしまうそうです。
再断裂の可能性も少し上がります。

悩んだ結果、夏のバレエの舞台にどうしても出たかったので、少しでも早く動けるようになる手術に一縷の望みを託して、手術を選択することにしました。

アキレス腱を切っちゃった!

2024-03-29 20:31:36 | 日記
はじめまして。akiと申します。
50代後半で、趣味は旅行、バレエです。ときどきテニスをしたり、走ったりもしています。
よろしくお願いします。
さて、このブログをはじめたきっかけは、2024年3月上旬にアキレス腱を切ってしまったことです。
切ってから今日に至るまで、たくさんのブログに励まされたので、私も記録を残して、誰かの参考にしてもらえたらと思ってはじめました。
よろしくお願いします!

さて、私がアキレス腱を切ってしまった時、何をしていたかというと…テニスでした。
球出しをしてもらって、右の方のボールに向かって踏み出した時、左足のかかとが急にハイヒールでも履いたかのようにくっとあがった感じがしました。
テニスボールでも踏んだのかなと思ったのですが、そのあたりにボールはなく…。
ブチッという嫌な音は聞こえたのですが、足首を動かすことはできたし、さほど痛くもないので、この時にはアキレス腱を切ったとは思いませんでした。
でも歩くのが難しかったので、練習をそこで切り上げて、タクシーで整形外科に行くことにしたのでした。
整形外科ではアキレス腱のところが陥没していることや、つながってたらあるはずの反応がないこと、エコー検査の結果からアキレス腱断裂だと診断されました。行くまでにいろいろネットの情報も調べました。それで、肉離れだったら1ヶ月くらいで治るということを知り、どうか肉離れであってほしい、、と思っていました。夏に出るはずだったバレエの舞台があったのです。肉離れでもブチっという音が聞こえたという体験談を読んで心の支えにしていたのですが、残念なことにアキレス腱断裂が確定してしまいました。

ちなみにアキレス腱を切ったテニスコートは写真とは違う場所です。