整形外科では、アキレス腱断裂の二つの治療法とそれぞれの長所短所を教えてくれました。
まず、手術という選択肢があります。
これは、早く松葉杖が外れることと、怪我をしてから動けるようになる期間が短いので、筋力低下が少ないことがメリット。
しかし、入院しないといけないし、手術をするので傷跡は残る。また縫合した部分がぼこっとして数年違和感を感じるという人もいるそうです。
もう一つの選択肢は保存療法。
なんと、手術をしなくても治るのだそうです。完治までの期間も手術とほぼ同じ半年間!
しかし、松葉杖生活は手術よりも長くなります。手術の場合、術後1週間ほどで外れるのが一般的だそうですが、保存療法の場合は2ヶ月ほど使うことになります。
また、治療後のアキレス腱は、完全な元通りではなく、以前より少し長くなってしまうそうです。
再断裂の可能性も少し上がります。
悩んだ結果、夏のバレエの舞台にどうしても出たかったので、少しでも早く動けるようになる手術に一縷の望みを託して、手術を選択することにしました。