grow 徒然日記

花と緑・・・ときどき犬

桜咲く公園

2014-04-13 13:44:57 | 日記
月磨呂のお散歩
秋には紅葉がをきれいな彩りをみせた公園も今はすっかり春色に染まり、芝の緑、さくらの薄ピンク色、空の青さのコントラストがみごとです
千もずいぶんお散歩慣れしてきたので公園では好きに歩き回る二匹

千ちゃんのロングヘアーが風になびいて 可愛い表情でナイスショットがとれました
春の暖かさと風を感じられる良い写真と大満足です

風が心地よいと思えるのがこの季節の醍醐味で、とくに桜の花がファーっと風にさらわれていくシーンを見てトキメキます
先日は、郵便局の駐車場で車に乗り込もうとしたところに桜の花びらが一輪ちらちら落ちてきたので、見上げると桜が
そこに桜の木があると思っていなかったので、ドキっとしました
あー やっぱ良いナア~と暫く見上げてウットリと
花を見てゆったり眺めるのは犬も同じのようで、先日、月磨呂が家から外をながめてじーっとしているのが印象的でした
今ちょうどムスカリが群生してエリカやコレオプシスなどが綺麗にマッチして咲き乱れているので、ほんとうに見ていて気持ちいいのですが、
「そうか、月磨呂にも分かるのか・・・さすが我が子」とやや親バカ的な解釈をしておりました
やっぱり景色の良い環境が好きなのは、人も動物も一緒なんでしょうね

景色の良い環境といえば、ニューヨーク ブルックリンにある屋内競技場(バークレイズセンター)の屋根をグリーンルーフに変える計画が発表されました
その目的は地域社会への貢献とされていますが、近隣への騒音対策とも言われています。
屋根をグリーンルーフにすることにより騒音も軽減されるとは知りませんでしたが、確かに土やグリーンが音を反響させることなく吸収してくれそうですね
どちらにせよ、景観も良くなるし、近隣住人のガーデンとしても利用され 緑化によって環境への貢献ともなり素晴らしい計画だと思います
日本でも高齢化の影響もあり田畑を継ぐ人がなく、田んぼや畑がどんどん減り住宅街などに変容していってるのが現状ですが、
どこかでバランスをとってこういった緑化への取り組みが増えるといいのにナと切に願います

我が家の芝は伸び放題で、先日刈り込んだばかり。。常緑の芝ではないので今はまだ緑色を帯びていませんが、フレッシュグリーンの表面になるのが楽しみです

完成したらニューヨークのグリーンルーフも見てみたいし、なんといっても大都会に所在しているセントラルパークは訪れたい場所の一つです
2020年の東京オリンピックが開催されたら、跡地はセントラルパークのようになってほしぃ
都会のオアシスが今後どんどん増えると良いですね
















つくしんぼ

2014-04-12 18:26:58 | 日記
3月31日のこと
私には姉の子で甥っ子が3人いますが、うち二人は双子ちゃんです
大阪に住んでいるので姫路の田舎ぶりが楽しいらしく、大型連休のときには必ず実家に長期滞在するので自然遊びによく連れていきます

今回は姫路より北へ走ること1時間くらい千が峰そばを食べにゆくツアーをお手軽コースにとりいれました

街中ではどこも桜が満開なのに、さすがに山中とあってここの桜はまだ蕾をかたく結んでいます
よくお花見シーズンにお花見し損ねた時は、どうにか北に向かって桜を探しあててお花見をしたナァと思い出しつつ、、
お花見をし損ねた人をみつけると、今でもつい北上することをお勧めしてしまいます
「自転車だっつーの」と言われたこともありアスリートじゃなきゃこの距離はね。。。

自然散策は楽しいもので、山の中だと木々や草花が織りなす四季がとても見応えがあります
お蕎麦屋さんのこの時期の名物として山菜の天ぷらがメニューにあり、いつも楽しみにしているのですが、甥っ子たちにはどうかなーと思っていたところ案外とても気に入ってくれて追加注文したほど
めずらしいものだから楽しさもあったのでしょう
とっても良いことです
春の山菜の味を知ってもらえて連れてきた甲斐があったナとこちらのほうが大満足

良かった良かったと帰路につこうとしたものの、それでは終わらないのが我が家系で私の母が隊長となり、
山菜が生えていそうな場所を嗅覚で探しあて、山菜狩りに突入しました
「アキコ来てー!たくさんあるよー!」と甥っ子達に呼ばれていくと、よくみると つくしがわんさかわんさか生えていました
実は、私もつくしを見るのは初めてだったのでテンションが上がりつくし狩りに参戦
卵とじにすると美味しいと母から聞いたので、10本ほどとってウロウロしてましたが、ふと隊長をみるとビニール袋いっぱに
ふきのとうも何個かとれたので、翌日の夜は山菜の天ぷらパーティーをしようということに
袋3つ分いっぱいのつくしはどうするのかと思ったら、近所に分けるんだと、つくしの佃煮を作ってくれました

つくしには袴といわれる節があり、それをひとつひとつ取り除かなければ食べれないので、深夜までかかってつくしの袴とりをして料理してくれたことが感謝でおまけに本当にとっても美味しかったです
お金じゃ買えない自然の恵みと愛情いっぱいのご馳走といったところでしょうか

ちょうど新月の断食をして明けたところだったので、産まれたての山菜のパワーがスーっと体に染み渡ったような感覚もあり、
いろいろと気持ち的にも不思議と気づくことも多かったです。

新月の断食と怪しげな事をいいましたが、新陳代謝が活発になる新月や満月の夜は、夕食を1食抜くだけでも朝・昼・晩の3食を抜いたのと同じ効果があるそうで、このプチ断食をすることにより、胃腸が休まり、その働きが非常によくなるそうです
老廃物が出なくなり体内を解毒・修復へと導いてくれるとあり、実践したところでした

つくしで目覚めてさまざまな事に思いを巡らし、反省などなどもしたものの、体はもとへと戻ろうとしてしまうらしく、
次の満月にもプチ断食が必要かな・・と思う今日このごろです








梅吉san☆

2014-04-12 17:20:37 | 日記
梅いちりん 梅一輪の美しさ

以前、ふと図書館で目にしたこの言葉。
しゅっと伸びた枝にポンっと一輪だけ咲いた梅の花が描かれていて、とても印象に残りました
ほんとにその言葉のとおり、小さくとも力強い凛とした美しさを一輪の梅の花に見受けることが出来るのが、日本の素晴らしい点ですね
冬の厳しい寒さに耐え、梅の花は「春待ち草」とも「春告げ草」とも呼ばれ、桜より一足先に春の訪れを知らせてくれます


私は、この句で梅いちりんの姿を想いますが、本来、有名な句といえば、、、

「梅一輪 一輪程のあたたかさ」

江戸時代の俳人 服部嵐雪の作品であまりにも有名な句

私は美しさと解釈していましたが、なるほど春を告げてくれるので梅の花に暖かさを見ることができるのですね

花の話から少し脱線しますが、昔から戦国系の話やら本やら漫画やらが結構好きでして、
長い移動のはてに飲み水も尽きた兵たちのどの渇きを潤わすために、戦国武将たちの練りだした案のひとつに、
”目の前に梅干しがある、梅干しを口いっぱいにほおばっている”
 と想像させて 唾液がこみ上げてくることで一時しのぎをさせたとか
書いてるそばからちょっと喉にこみあげるものがありますが、梅は咲けば暖かさを感じさせてくれて、実れば喉の潤いを感じさせてくれ。。(笑)
なんて万能なんでしょう
去年、恩師と万博記念公園の散策に行った際にやはり梅林があって季節はもう夏の手前だったもので梅の実を安くでたくさん販売しているのを見かけました
ほんとに、梅は見てよし、食べて良しなんだな~と思いつつうちの梅吉さんは実りませんけどね

こちらの梅吉さんは、昨年 兵庫県姫路市の綾部山梅林で購入した背丈50センチほどの小さな梅の木
今年の一番花です
梅吉さんを見ると、綾部山梅林の春の陽光暖かく、さまざまな梅が咲き乱れ、山頂では太鼓の音が鳴り響いていた幻想的な光景が
目に浮かびます人生でいちばん綺麗な梅でした

桜の花は群れて美しいもの、梅の花は一輪で魅せてくれる美しさがあります
梅の花に心温まるコメントを載せてらした方のことばをおかりすると、

梅の花が厳しい寒さの中で開花するさまは人生にたとえられる。
厳しい寒さの中に咲く「梅一輪」のけなげさと温かさを感じていければ、と。

私もそう思います、だけど力強さも感じます
春の訪れを感じて、春に蠢く生命力に導かれながらパワフルに日々を過ごしたいですね