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歯科技工士・岩澤 毅

20XX年対談「回想の『都技ネットワーク26』」

2004年01月28日 | 都技・都技ネットワーク26
20XX年対談「回想の『都技ネットワーク26』」

東:現在(20XX年)の業界の隆盛・安定と社会的地位の獲得に貢献した点で、今世紀初頭の『都技ネット26』のオピニオン活動は今一度記憶されてイイね。

京:そうだ、技工を巡る構造上の問題点を解明し解決の道筋を示した点に功績がある。

東:技工士個々人の良心と腕、そして担当医の裁量に任されていた「品質管理・技術基準」に焦点をあて、「情報開示」の力に着目し、歯科の現実に適応し理論の精度を高め、その上で創意工夫ある多彩な運動を積み重ねることが出来たのが勝因だったね。

京:時代の追い風もあった。当時はBSE等々これでもかと次々に食と医療の安全問題が明らかになり、国民の不安と不満が渦巻いた。大混乱の中でICタグを利用したトレーサビリティーが、全ての補綴物に義務化され、我々の職務上の義務も明確化し、責任と権利がバランスした。その運動の主体が当時の都技と全国の支持者だった。

東:『ネット26』の登場と会員の理解と支持が烽火となった。正に「星火燎原」だね。

(20XX年の医療補綴師から、04年の歯科技工士の皆様へ。感謝と敬愛を込めて。)

星火燎原(セイカリョウゲン)

遠くにあれば星のように小さく見える火でも、広い野原を焼きつくすことができるという意味。転じて、最初、人に知られないことでも信念をもってよいことを推進していけば、やがて野火の勢いのように多くの賛同者が集まってくるという意味。

Webから

1.小さな火が野原を焼き尽くす、ということ。
最初、人に知られないことでも信念をもってよいことを推進していけば、やがて野火の勢いのように多くの賛同者が集まってくる。
道のないところでも、人のためになることを努力するならば、きっと多くの人がそこを通るにちがいない、という意味

2.遠くにあれば星のように小さく見える火でも、近づけば広野を焼き払うほどの大きな火になることであり、小さな芽生えがやがて大きなものに成長することを意味する

3.初めは極めて小さくても、やがては大きく進歩する無限の可能性を持つ

4.またたく星のように小さい火でも、広い野原を焼きつくすことができる

2004.01.28記

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