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歯科技工士・岩澤 毅

杉岡範明 一般社団法人日本歯科技工学会平成28年度定時社員総会 日技会長挨拶

2016年09月11日 | 森元主税

平成28年 9月11日(日)  
奈良春日野国際フォーラム - 甍 - (いらか - 奈良県新公会堂)

2016/09/11

一般社団法人日本歯科技工学会平成28年度定時社員総会 日技会長挨拶


公益社団法人日本歯科技工士会
会長 杉岡範明


 一般社団法人日本歯科技工学会平成28年度定時社員総会開催にあたり、公益社団法人日本歯科技工士会を代表しご挨拶申し上げます。

 第38回学術大会が、「デジタル歯科技工の真髄-The Essence of Digital Technology-」をメインテーマに、古都奈良という、歯科技工がアナログとデジタルが融合する時代を象徴するに相応しい開催地を得、また奈良春日野国際フォーラムという素晴らしい会場で開催されますことをお喜び申し上げます。

 さて、社員総会にあたり特に強調しておきたい点を一つ述べます。
日本歯科技工士会もご協力させて頂きました日本歯科技工学会による「CAD/CAM 冠作成における歯科技工所連携に関する調査研究」等、現在まで継続してきた、日本歯科技工士会と日本歯科技工学会の協力事業は、その正当性故に、厚生労働行政から重きを持って受け取っていただいてきました。

 過去の「歯科技工のタイムスタディ調査」や「歯科技工の難易度および材料使用状況に関する調査研究」等の調査研究は、現実の歯科診療報酬改定にも影響を与えています。なぜならば厚生労働行政を進める上でも、他の行政手続きプロセスと同様に、社会的に正当とされる根拠を必要とするからです。歯科技工士のナショナルセンター、学術団体双方の力が、歯科技工士の進むべき道を切り拓いていきます。

 歯科技工と歯科技工学の更なる発展のため、両会の協力関係が更に深めてまいりますことをお約束し、ご挨拶といたします。

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