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『ファウスト』に触れるのは三回目。
一度目は小学生の頃の読書。
二度目は著名な音楽家の方の「ファウストを知らずにベートーヴェンは弾けない」の言葉に影響を受けて、読み易いものを探しての読書。
今回も含めて感想は全て「難しいなぁ」でした(笑)
『ファウスト』の中にある哲学が私の中で消化が出来ない感じがします。
ただ、ベートーヴェンの後期のピアノソナタの中には、この哲学が繋がる感じもします。
時を経て、またファウストに触れてみたいと思いながら帰宅して弾いたのはベートーヴェンではなく、フランクの作品(笑)
ファウストの世界観とは異なりますが、前日迄と違う面を感じながら弾いていました。
書家の叔母が、自身の鍛錬も兼ねて日々、般若心経を書きながら東北で被災された方々へ祈っていると話してくれた時に、見えたり聞こえたりするものの奥には深い世界があるのだと思いました。
私も、私自身と音楽を深めていきたいと思った一日でした。