9頭の猫達の避妊去勢手術が終わり
子猫5頭保護しました。
9頭中メスは6頭。
6頭のメス猫が子猫を4頭産んだとしたら。。
恐ろしい数になります。。
手術が終わったメスのハチワレをお迎えに行きました。
この子と兄妹だと思われる片手がないオスのハチワレ。
この子を連れ去った日からこの場所には来なくなりました。
数日後何軒か先のおうちで発見!
エサやりさんにご飯を貰いながら
馴れてきた頃去勢手術に連れて行くようお願いしました。
その日、ハチワレをお迎えに行く途中
相談者Mさんから電話がありました。
Mさん「子猫がいるんだけど!!!」
Mさん「子猫がいるんだけど!!!」
私「えっ??」
この場所で保護した子猫達。
三毛、ハチワレ、チャトラ2
↓母猫サビ
↓母猫サビ
Mさん「最初に保護した子達よりより小さいし
乳飲み子よりは大きい。
それより顔が全く違う。」
ここの大人の猫達みんなに威嚇をされていたという。
その時点でこの場所には母猫がいないことがわかる。
もの凄くお腹を空かせ
ご飯を入れたキャリーの中に自ら入りました。
道を一本渡ればそこにはまた違う野良猫達がいる。
迷子になったのだろうか?
そのまま獣医さんへ。
700グラム、キジ♂
もうあずかりさんもいっぱいなので
うちへ連れて帰ります。
こんなスリスリごろごろの子猫久しぶり♪
ずっと手ごわい子相手にしてたから(´艸`*)
この子にはノミとシラミがいました。
あの場所で保護した子達にはシラミはいなかったので
たぶん別のグループの子じゃないかな。
見つけてあげられて良かった。
今週月曜日
あづかりボランティアHさんの元へ
キジちゃんお引越しです♪
次の日の朝ボランティアHさんより。
Hさん「チビちゃん元気です。
ご飯もしっかり食べてくれましたし
システムトイレもちゃんと使えました。
すでに3段ケージの移動もマスターしてました。
おもちゃがツボに入ったのか
朝からずーっと遊んでました(笑)
手のかからない良い子です。」
Hさん、宜しくお願いします<(_ _)>
それから。。
準備をしてもらったトイレ。
なかなか使ってくれなかったのですが
玄関側に置いたら順番待ちするくらい大人気だそうです。
トイレも同じものであっても
猫達が好む場所っていうのがあり
その場所が見つかれば
そこにたくさん置けばいいんです(*´▽`*)
これも↓
Mさんが準備した猫シェルター。
今回エサやりさんがここにいる子達の手術代
全額負担しました。
愛護価格とはいえ相当なお金を使っています。
エサやりさんは泣いていました。
エサやりさん「本当はみんな飼ってあげたいけど
それができないから
私にはこのくらいしかこの子達にしてあげられません。
ありがとうございました。」
エサやりさんはここまで
たくさん苦しい想いをしてきたのだと思います。
ですがそれはご近所の皆さんも同じなんです。
毎日猫達の被害に合い
それが何カ月、何年と続けば
猫が嫌いになり
殺してしまいたい。。
そう思ったという方も実際いらっしゃいました。
そして、何軒かのお宅の方は役場や会長さんへ
苦情を言いに行っていました。
役場の方がエサやりさんのお宅を訪問し
「エサをあげないで下さい」
ですがそれでは何も変わりません。
避妊去勢手術をすればそこから産まれることはありません。
行動範囲も狭くなり
徘徊する距離や時間も変わってきます。
オス特有のマーキング行動
匂いもぐんと軽減できます。
そして、ご飯がちゃんとあれば争い事もなく
みんな穏やかに過ごせるのです。
避妊去勢手術だけではダメなんです!!
この子達が何故いるのか?
住民のみなさんと同じようにこの地に住み着き
ここで産まれ
ここしか知らない子達
ご飯がなくても
居場所がなくても
この場所でしか生きていけない理由。
それを知ってほしい。
この子達の短い生涯を地域の皆さんで
見守ってほしい。
by 会員K