私達の活動も8年目に入り
愛知県動物保護管理センターとも連携し
尾張地区エリアで唯一の協力要請団体として
この2年の間に、130頭の乳飲み子を預かり譲渡しました。
会全体として1200頭の保護猫を新しい飼い主に譲渡し
約700頭のTNRをしてきました。
そんな私達の活動のおひざ元であるあま市は
猫の避妊去勢手術の補助金は一切なく
多分、議会等で、それについて
話し合われた事も
ほとんどないのでは・・・と思います。
今回ちょうど良い機会なので
市会議員選挙を前に
立候補者25名全員に「公開質問状」を送りました。
残念ながら25人の立候補者
どなたも「動物愛護」「殺処分ゼロ」等の
動物に関する選挙公約は掲げておられません。
赤丸〇の候補者の方(7名)からは回答を頂けました。
それ以外の18名からは
回答はありませんでした。
①蟹江町は今年度「飼い主のいない猫の
避妊・去勢手術費の補助金」を予算として計上しました。
あま市でも「猫の避妊・去勢手術費」に
補助をすべきと思いますか?
②あま市は、下記の写真のような看板を瑞所に貼っています。
私達は「のら猫にえさダメ!」という看板は
愛護法の精神に反するものとして
市に撤去を申し入れましたが
受け入れられず、未だにこの看板が貼られています。
このような看板は撤去すべきと思いますか?
この質問状を4月15日速達で各候補者に郵送しました。
回答期限は4月18日。
ブログ、インスタ、ツイッター、タイムラインで
公開します。
各候補者から回答です。
回答をいただいた順番に載せました。
①岩本一三候補
1〇補助すべきである
2・どちらとも言えない
②野中幸夫候補
1〇補助すべきである
2〇撤去すべきである
③亀掛川参生候補
1〇補助すべきである
2・文言を適切な表現に変更する。
たとえば「犬や猫を放し飼いにせず、飼い主の責任で
市民のマナーを守りましょう」など。
④原絹代候補
1・保留
2・保留
⑤さとう貞夫候補
1〇補助すべきである
2×撤去の必要なし
⑥森こうじ候補
1.あま市においても、野良猫の糞尿に対する被害があり、貴会のようなTNR活動の重要性については議員として必要性を痛感しております。他自治体でもTNRに対する補助金を支出しているところもありますので、当該自治体議員と連携し情報収集をしています。のら猫を減らすことが、動物虐待や糞尿による一番の解決策だと思っていますので、研究調査(予算措置・市の体制・獣医師会との連携)を他自治体議員と連携し、継続して行っていきたいと思っています。
2.「人と動物の共生する社会の実現を図ることを目的とする」とあります。京都市では条例で「不適切な給餌(きゅうじ)の禁止」を定めていますが、「不適切な」という表現で「ねこの餌やり」自体が避難を受けている現状はありますが、「地域ねこ」などもありますので、全ての「餌やり」が悪いとは思っていません。この件も含め、引き続き包括的に研究していきます。
⑦横井敏夫候補
アンケート項目に対しては、1.2.ともに〇×はつけかねます
意見
1.避妊も補助をする必要性は感じておりますが、猫のみではなく犬等を含めた
総合的な殺処分ゼロの運動を行うための予算を考えることが大切だと思います
2.エサやりは個人的には良いのではないかと思いますが、注意が必要だと考えており、
この看板では難しいですが、その啓発ができるなら必要だと思います
※名古屋市のようにふるさと納税で殺処分ゼロの予算を捻出する、そのような方法も
検討すべきと考えております
25名の内、7名の方が回答を送って下さいました。
残りの18名の候補者の方は回答期限を過ぎても
一切お返事はいただけませんでした。
※あま市民の方は、候補者選びの参考になさってください。
思う事は色々ありますが
投票日前でもありますし
今回はあえて意見等は
書かないでおこうと思います。
ご協力ありがとうございました。
この回答の少なさが
私達の活動の力不足
敷いていえば「動物愛護」が
軽く思われている現実なんだと肝に銘じ
今後の活動の戒めにしていきたいと思います。