おばあさんの家から保護した13頭。
8頭は、3人の預かりさんのところへ。
2頭はメンバーIのところへ。
3頭はメンバーKのところへ。
その中で、病気だったり
全く人馴れしていなったりの
Kのところへ行った3頭のその後の様子を・・・
多頭崩壊巨大食道症
裂孔ヘルニアと診断された
*愛夢*
病院生活は本当に長かったです。
この子の表情・・・どんどん変わっていきました。
感動します。
4月4日2度目の退院です。
そして現在
↓
好きなだけ食べることができます。
この子の回復は院長先生の力と奇跡です。
それから、愛夢の母親
この子は最後まで私に寄り付かなかった子。
野良意識が強いと判断し1度リリース。
不思議な何かに導かれるように
私の元へ来ました。
この子は、おばあさんのおうちの中で
ぐるぐる部屋の中をずっと徘徊していました。
動きが止まるのは寝ている時だけ。
何だろう?とずっと思っていましたが
それは我が家へ来ても変わらなかった。
毎日おばあさんのお布団で
おばあさんと一緒に寝ていたこの子。
最初はおばあさんを探し歩き
それはだんだん不安へと変わっていく。
居場所がなく落ち着かないのではないか?
涙が出ます。。。
猫でもちゃんとわかってる。
覚えてる。
その時の温もりや匂いを。
徘徊し続ける姿を見ては
「歩夢ちゃん~」
そう優しく声をかけてきました。
もうおばあちゃんはいないけど
私がいるからね。
何かを確認するかのように
私の元へやって来る。
その度にたくさん撫で
いい子いい子だね~
子供をあやすように接してきました。
歩夢ちゃんもだんだん変化していきます。
譲渡会にも出られるまでとなりました。
どうかこの子に
安心して過ごせるおうちが
見つかりますように!!
そして、かつては強かったであろうボス猫「小鉄」
攻撃性はないけれど
とにかく触られることに馴れていない。
2週間経って、やっとごろごろ喉を鳴らしお尻を上げてくれるまでとなりましたが
まだまだ全然です。
そんな時我が家へやって来た
仕事中に保護した詩音。
ダブルキャリアの詩音は隔離が必要です。
小鉄がいる場所を空けなければなりません。
ここで少し変化をさせたかったので
ちょうど良いタイミングです。
こてっちゃん、猫部屋へお引越しですよー
新入り来たよ~
ここの子達は馴れたもんです。
入れ替わり立ち代わり
新入りが入ってくるので
もう慣れっこになっています。
ここからまたこてっちゃんとの時間。
距離を縮めていきます。
目の前でくつろいだり
毛づくろいをする余裕も出てきました。
さて、こてっちゃん
ケージからちょっと出てみようか(*´▽`*)
こてっちゃんケージから脱出です。
追えば逃げるので
人や猫との関り方を知りません。
じゃれたり、グルーミングをし合う姿は
一度も見た事がありませんでした。
単独で好きなように過ごしていたように思います。
たくさん猫達がいた場所にいた子達だから
猫達は平気なはず・・・
そう思っていましたが
関り方を知らない子達が
関り方を知ってる猫達と一緒に過ごすというのは
いろんな神経を使い
もの凄いストレスを感じるものなんですね。
それに気づいたのは
小鉄が全くご飯を食べなくなったから。
家庭内野良状態で過ごしてきた子達
見た目は平気そうに見えてもそんなことはないんですね。
なんて繊細なんでしょうか。
この子は本能のままに強くあっただけで
本当は凄く優しい子。
2日点滴に通い
少しづつ回復していきました。
のんびり、ゆっくりいこうか。
こうしておもちゃに手を出すということが
どんなに凄いことなのか。
人との関り方さえも知らなかった子達が
こうして自ら甘えてくることがどんなに凄いことなのか。
今回、とても勉強になりました。
↑愛夢
↓歩夢
この子達と毎日過ごす時間。
私は不思議な気持ちでいます。
強制退去を知ったあの日
この先どうなるのかと途方に暮れました。
しかし・・・
大変なこともあったけど
正直今も大変だけど
やっとここまでこれました。
1頭1頭必ず何かがあるのは
私をちゃんと見て!
そう言ってるようです。
まだまだこれからです(*´▽`*)
猫って本当に奥が深いです。