ねこネットあま

ミルボラ講習会

7月14日、あま市市民活動センターで

愛知県動物愛護管理センター尾張支所の所長さんと獣医さんを招いて

預かりさんを対象に、ミルボラ講習会を行いました。

動管の主な業務、取り組み内容
動物愛護に関する事業の説明
殺処分数の推移等の話し
猫の成長過程
それについて気を付けなければならないこと
ミルクのやり方などなど、スライドで説明されました。

暑い中、15人も参加して下さり、預かりさんのやる気、熱意が伝わってきました。

ありがとうございました。

参加して下さった預かりさんの感想を載せさせていだきます。

 

とても勉強になりました。
可愛い生まれたての子猫さんのお世話。
赤ちゃんもそうですから、大変なのはもちろんわかってましたが
生まれたばかりの子猫達があんなにも不安定な状態で
体温室温、栄養状態や衛生管理まで繊細なお世話が必要なこと。
ミルボラさんてすごいな✨とあらためて尊敬です。
(あま市 H)


説明だけでなく、実際の仔猫のミルクをやる場面を
目の前で見れたらいいな~と思いました。
私は子猫の預かりだけで、ミルクは一度も経験がないので
一度体験して、私でもやれそうなら、お引き受けしたいと思いました。
(清州市 O)
 
  
 
私としては、もっと深い話になるのかなと思っていたので
浅い話で終わって、消化不良ですが
動管の人たちも殺処分を減らそうと動きだしてるようなので
もっともっと頑張ってほしいと思いました。
引き出しにしても、体に異常がある子を引き出したけど
里親さんがなかなか見つからないし、もし、動管に返したらどうなるかの
問いに「殺処分です」って言われて、それはないわと思ったり。
殺処分したくない!!って言う気持ちがあまり見えなかったです。
県の職員だからって生ぬるいこと、マニュアルだの前例がないだの言ってないで
動管の人たちも、もっと声に出していかないと!って思いました。
(あま市 M)

育児に役立つ情報があったらと思い参加させていただきましたが
登録のための説明会のような内容だったので
ミルボラを養成する講習会があれば…と感じました。
育児費や治療費がボランティアさんの自己負担だったり
預り期間中に知人への譲渡もできないことなど
改善すべき点もありました。
ミルボラさんに預けるリスクも考慮して
最低限の便検査などもして欲しいと切に願います。
(小牧市 N)

 
 
感染系の病気の危険性やボランティア自己負担などの
デメリットな部分のお話や、障害のある猫の殺処分の話なども出たので
綺麗事ではないな、というのが正直な感想ですが
とても勉強になったので、行って良かったです🍀
(清州市 S)

今回はミルボラさんを募集する講習会でしたので
養成する講習会もしてもらいたいです。
掛る治療費をボランティアさんに丸投げすることになるので
エイズなどのウィルス検査は別としても
便検査はして欲しい(しているなら、していると講習会で言ってもらう)
受け取る時点で下痢もしくは虫(コクシなど)がいるのと
普通便なのとでは、お世話の負担が全然違うので。
(あま市 Y)

 
今は、センター→ねこネットあまさん→預かりボラさんに
遺棄された子猫が回ってきていますが
ねこネットさんに聞くと、もう今年に入って60匹以上も引き受けたそうで
その数字に驚きました。
ねこネットさん1つの団体頼りでは余りにも無理があると思います。
もっと多くのネコを助けたいと思うのなら
尾張地区には、他にも保護団体があると思うので
(この機会に調べてみたら、本当にあちこちにたくさんありました)
センターは、どんどん他の団体にも協力団体になってもらうよう
働きかける必要があると思います。
協力団体になるには、条件があるそうですが、命を助けるのに
条件がどうこうなんて言ってる場合じゃないと思います!!
(稲沢市 T)



愛知県は、
・豊田市を管轄する「豊田市動物愛護センター」
・岡崎市を管轄する「岡崎動物総合センター」
・豊橋市を管轄する「豊橋市保健所」
・名古屋市を管轄する「名古屋市動物愛護センター」
・その他の地域の管轄する「愛知県動物保護管理センター」の
5つに分かれいます。

その「愛知県動物保護管理センター」がさらに4つの地域に分かれいて
(本所)本所」瀬戸市・碧南市・刈谷市・安城市・西尾市・知立市・尾張旭市・高浜市・豊明市・日進市・みよし市」長久手市・東郷町・幸田町

(尾張支所)一宮市・春日井市・津島市・犬山市・江南市・小牧市・稲沢市・岩倉市・愛西市・清須市・北名古屋市・弥富市・あま市・豊山町
      大口町・扶桑町・大治町・蟹江町・飛島村

(知多支所)半田市・常滑市・東海市・大府市・知多市・阿久比町・東浦町・南知多町・美浜町・武豊町

(東三河支所)豊川市・蒲郡市・新城市・田原市・設楽町・東栄町・豊根村


 

愛知県は2015年に引き取られた犬猫のうち殺処分された数は
全国で12番目に多く2587頭でした。
しかし引き取りに対する殺処分率は46.8%と全国で35番目と
下から数えるほどで決して殺処分を頻繁に行っているわけではない事がわかります。
 

実際に引き取り数は全国で最も多く5527頭もの犬や猫が引き取られ
そのうち2950頭が、返還・譲渡され、これは全国で4番目に多い数字です。

これを見る限り、殺処分数だけを見て、単純に「良い」「悪い」と
言えない事が分かります。

上の感想にも書かれていましたが、その殺処分の数を減らずべく
今年から「ねこネットあま」は、センターの協力団体として登録しました。

しかし、尾張支所の管轄には19もの市町村があり
そこから持ち込まれた乳飲み子を、私達1つの団体だけが引き取るのは
さすがに無理があり、4月から、預かりさんやミルボラさんに助けていただき
66頭の乳飲み子を引き受けてきましたが
すべての子が順調に育つわけはなく
お世話の甲斐もなく途中で亡くなる子もいますし
病院に通院しなければならない子もいます。
手術をした子もいます。
障害を持った子も数頭います。

↕ この子達はセンターから引き出した子ですが、どちらも生まれつき障害があり
  歩く事ができません。人の手を借りないと生きていけません。
  この子達をセンターに返してしまえば、殺処分されてしまうので
  返す事はできません。里親さんを探す事も難しいと思います。



それと、今年は真菌の子が多く、お世話も治療費も大変でした。
特にこの2頭は、命に関わるほど重い真菌でした。
 

 

健康に育った子でも、離乳後は里親さんを探さなければなりません。
駆虫し、ワクチンを打ち、お見合い、お届け・・・
それがこの数か月間エンドレスで続いています。
メンバーも預かりさんもミルボラさんも、疲労困ぱいマックスです。

おまけにセンターからの金銭的な援助は一切無いため
掛かる経費も半端なく、このままでは私達自身が
「多頭崩壊」しそうな状態になってきました。

もっと多くの保護団体にも協力してもらい
センターに持ち込まれる乳飲み子を引き受けてもらえたら・・・と
切に思います。

しかし…元を正せば、やはりTNRの必要性を実感します。
避妊をすれば、子猫は生まれません。
子猫が生れなければ、捨てられる子猫の数も減り
センターに持ち込まれる子猫も減り
最終的には殺処分も減る事になります。

基本の「き」の字は、やはりメス猫の避妊です!!!


 

< アマゾン経由他、フードご支援 >
・あま市 堀田様
・江南市 一柳様

・札幌市 山越様

・あま市 前田様

・南区  杉浦様

・あま市 江籠様

・津島市 宇都宮様

・西区 太田様

・大治町 加藤様

・ネコジルシ会員様

・伝票番号 4439-2118-3996様

      4439-2263-1727様  

      4439-1433-4426様

      4439-1802-5854様

               4439-3694-4662様

・ご注文番号 249-5611103様

子猫たちにお腹いっぱい食べさせてやります。

ありがとうございます。

 
 

< 28年度 収支報告 >

掲載が遅れましたが、28年度の収支報告です。

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