< “福”を呼ぶ猫“弁天” >
仕事帰りに交差点で信号待ちをしていた会員K。
ふと横を見ると、道路脇で鳴いている1頭の子猫が目に入りました。
今にも道路に飛び出しそうで、「このままだと危ない!」と
慌てて車を停めて子猫を保護。
保護した子猫の顔を見て絶句!
目がどこにあるのか分からないくらい酷い状態・・・
「どうしたの?何が起こったの?」
Kはすぐに動物病院へ直行しました。
今まで多くの猫を保護してきたKでも初めて見るくらい酷い状態の子猫。
獣医さんの診断結果は・・・・・
何かに噛まれたことによる左目上の傷。
そこから炎症が起こり、膿が顔中に広がって腫れあがっているのだろうとのことでした。
その日は抗生剤・止血剤・痛み止めと3本の注射を打ってもらい、Kの自宅へ。
痛みと不安と寒さの中で必死に生きようとしていた子猫。
Kに保護され安心したのか、帰ってからはグッスリでした♪
翌日に再度通院。
少し腫れも引き、元気も出てきた様子。
診察台で毛づくろいする余裕も♪
でも、レントゲンを撮ると、おでこにヒビが入っていることが判明。
大人の猫に噛まれたのか・・・
保護した交差点にちなみ『弁天』と名付けられた子猫。
この日からKと二人三脚・・・いや、一人一頭三脚の治療が始まりました!
Kの心配をよそに、劇的な回復を見せる弁天。
両目ともダメかと思いましたが、カワイイ瞳が見えてきました☆
何度も動物病院へ通院し、飲み薬や目薬もたくさん頑張った弁天とK。
出会ったときはどんな顔か分からなかったけど、綺麗なハチワレでカワイイ顔♪
治療もひと段落したので、Kの家から預かりさんの家へお引越し。
預かりさんの家で無邪気に子猫らしく遊ぶ弁天♪
Kや預かりさん家族から、たくさんの愛情を注がれ弁天は回復していきました。
心配していた目の瞬膜は、去勢手術の時に切ることに。
最初とは別猫かと思うくらい、本当にカワイイ猫さんになりました☆
そんな弁天の里親に名乗り出てくれたのはTさん親子。
弁天が来るのを楽しみに、色々と準備して迎えてくれました。
新しく『福』という名前になった弁天は、みんなから“絶対に幸せになれる!”と太鼓判を押された猫。
あなたはきっと、Tさんご家族に“福”を呼ぶ猫です!
あなたの幸せを遠くから願っています。