9月5日(水)
もうダメだと思った。。
駆け込んだ獣医さんで「できることはもうない。」
と言われる。
9月6日(木)
そこで告げられるこの子の過酷な現実。
交通事故により顎の骨が割れている。
左目は綺麗だけど
右目は穴があいていて機能していない。
右から車にあたったのだろうということでした。
事故から一週間以上は経っていて
その間この子は一切飲み食いできていない。
極度の脱水、貧血もあるようでした。5歳は過ぎてるだろうというオス。
ここまで戦って頑張って生きて来たこの子。
まだまだやれることはある!!
点滴をしながら状態を良くしていき
割れた顎をくっつける手術
何とか頑張ってほしい。。。
9月7日(金)
点滴で数値が良くなっていき
脱水も正常値に戻った!!
食べられない期間は短い方がいいということで
院長先生は手術に踏み切りました。
1時間前に手術が終わり
まだ麻酔から完全に覚めていません。
この子の状態、検査の数値
それらを見ながら
顎、目、去勢
この子の負担を考え
院長先生はこの日に全部やって下さいました。
この子を見ると涙が出る。
本当に良く頑張ったね。
抱きしめてたくさん撫でてあげたい。。
元気になってくれるかな。。
絶対元気になって!!!!!
9月8日(土)
横になっていたので心配でした。
この日は起き上がっていました。
院長先生「まだご飯は食べないし
欲しがることもないけど
明日か明後日には食べると思うよ。
あまり動きはないけど
おしっこしたら自分で場所を移動したから
きっと気持ち悪かったんだよね。」
何が起こったのかわからないんだろうな。。
9月10日(月)
ご飯もしっかり食べるようになりました。
この子は今まで
どこでどんなふうに生きてきたのだろう?
完全な野良として生きてきた子は
人に馴れるのは難しい。
元気になれば触れなくなる子もいます。
目の前に行くとう~う~唸り声をあげます。
こんな時の「ちゅーるヾ(@⌒ー⌒@)ノ」
何これ!?!?
めっちゃおいしいけどぉ~!!!!!!!!!!
みたいな感じで
絵に描いたような食いつき方(≧◇≦)
と同時にしらじらしく体に触れてみる。
びくっと体がこわばる。
人に触られることに馴れていない反応。
やはり野良の子だね。
体は痩せ細り、痛々しいほど背骨がごつごつしています。
それを指先で感じながら
たくさんおいしいものを食べさせてあげるからね。
心からそう思いました。
↑ちゅーるたっぷり完食後
汚いから(≧◇≦)
そんなこの子に*翔愛(とあ)*
と名前が付きました。
たくさんの愛に満ち
大きく翔く。
9月13日(木)
入院から1週間でここまで回復しました。
後はとにかく食べて栄養をつける!
(;´∀`)えっ
ちょっと怖いがね。。。。。。。。
我が家で馴れてくれるかな。。
また違う環境。
翔愛にとってまた恐怖。
目の前に行くだけで唸り声ともの凄い威嚇。
5歳まで生きたオス猫の貫禄は凄い!こうしてちゅーるをあげていますが
食べる前に爪を立てた強烈な猫パンチで叩き落とし
ちゅーるだとわかるとかぶりつく。
油断をすれば危険です。
少しづつこの場所に馴れていきます。
手が飛んでくるのも元気になった証拠!
それでもやっぱり急変しないか心配です。
おそらく初めて見るねこじゃらし。
その姿を微笑ましく見てる私に。。
ほんとはもうちょっと広いケージで
せめてトイレを入れてあげたいんだけどね、
次に獣医さんへ行く時
ケージからの入れ替えは暴れる可能性がある為
もうちょっと馴れてくれるまでは
このまま獣医さんへ連れて行けるこのケージ。
なるべく怖がらせないよう
安心できるよう
私もゆっくりこの子と距離を縮めていきます。
体の回復はもちろん
翔愛が翔愛らしい姿になれるよう
毎日接しています。
今回、この子を心配して下さり
涙を流して下さり
絶対元気になって!!
たくさんの方が願って下さっています。
まだまだ安心はできませんが
たくさんの方達の愛を
私はこの子に届けます。
ありがとうございました<(_ _)>
by 会員K