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12月4日保護した子。
*時雨*(しぐれ)♂
同じ場所で先に保護したこの子達がいます。
馴れて、ワクチンを打つことができたので
あずかりさんにお願いしました(*´▽`*)
時雨をやっとケージから出してあげることができました♪
ケージにいる時も「出せー!!」と暴れることもなく
ケージから出てからも
この子は本当におりこうさんです。
トイレやご飯
おもちゃで遊ぶ姿を見ても
前からずっとここにいたんじゃないかと錯覚さえする。
息子の布団に入って眠る。
今までたくさんの子達がここへやって来ましたが
こんなにも慣れている時雨に息子も驚いていました。
私「この子は捨てられた子だから慣れてるんだよ。」
息子「捨てられたなんてわかんないじゃん!」
私「エサやりのおじさんがそう言ってた。」
息子「おじさんが間違えてるかもしれないじゃん!
決めつけたらいかん!!!」
この子は何故そんなに向きになるのかと考えた時
こんなにも可愛い子が人の手によって捨てられた!
息子はそう思いたくないんだと思いました。
そうだね。。もしかしたらおうちから出てしまい
帰れなくなった子なのかもしれないね。
この場所にいた時雨と子猫を保護しました。
子猫達の母猫も捕まえなくてはいけません。
この場所でまた産まれてしまうから。。
避妊手術の予約をし
私は毎日この場所に通いました。
捕獲がしやすいよう私を覚えてほしい。
そうじゃくてね。。私はこの子が気になって仕方がなかった。
もうこんなにも寒く
これから更にどんどん寒くなる。。
今まで子猫と一緒に暖を取ってたであろうこの子は
時雨もいなくなり
たった一人、この場所で小さくなっているのではないか。。
何かを訴えるような怯えた寂し気な表情のこの子が
私は気になって仕方がなかった。
ご飯を持ってこの場所へ。
腰を低くしながらゆっくりゆっくりこっちにやってくる。
あなたは安全なの?そんな切ない表情。。
顔に指をそっと近づけていく。。私の指の匂いを嗅ぐ。。
お皿にご飯を入れ、この子にあげる。。
お腹が空いているんだね。。
警戒しながらもご飯を食べているこの子にそっと触れてみる。
触ることができる!!
悲しくなるほど冷たい体。。。
この子ケージに入ってくれないかな。。
譲渡会でも使う、小さなケージを組み立て
その中にご飯を入れる。。
ご飯と一緒にゆっくり中に入りました。
ケージの中で暴れることもなく
おうちまでの道のりを車で移動しました。
何が起こったかわからない様子。
頭の中が真っ白!といった感じです。
でもね、次の日の朝一遍します。
う~う~と唸り威嚇をします。
我に返った様子。。。
私はこの子の避妊手術と捕獲を考えた時
同時に保護をずっと考えていたんです。
子猫だけを取り上げ
これからどんどん寒くなる
過酷なあの場所にこの子だけを放すの?
ずっと考えていたんです。。
絶対に放せない!!
震える体。。
怯えた表情。。
それでも、ここまできたら離せません!!
私のことが怖いよね。。
ご飯も食べません。
トイレも行きません。
トイレは、飲めば、食べれば出ると思ってるので
さほど気にはしません。
食べてほしい。。
ケージで保護する時にあげたご飯
このご飯にもの凄く反応が良かったんです。
そのご飯をあげたら食べだした!!
この子はご飯の時は触ることができる!!
非常に迷惑そうです(;´Д`)
こうして毎日ご飯の時に触れました。
猫さんが大好きなブラッシング♪
これもまた迷惑そうです(;´∀`)
そんなことをケージの前で毎日してる私の膝に↓
邪魔なんだけど( ̄▽ ̄)
時雨のこの姿を見て想う。
あなたは飼い主さんに大事にされていた子だね。。
時雨!!頼むぞ!!
だんだんと外を見るゆとりも出て来ました(*´▽`*)
そんなこの子*心音*(ここね)♀
と名前がつきました♪
心に優しく私の想いが響きますように。。
毎日同じことの繰り返し。
いつ頃だったかな。。私を前に甘えた声で鳴くようになった。
ご飯の準備をしていると
前の方へ出てくるようになりました!
完全に甘噛み(*´ω`*)
そして。。
お腹を出しゴロゴロ喉を鳴らしてくれました!!
そして毛布をもみもみし始めたんです!!
心音がリラックスしている証拠です(ノД`)・゜・。
その姿に私は泣いた!!
心音は今いくつぐらいなのかな。。
まだまだ時間はかかるけれど
時間はいっぱいあるから(*´ω`)
by 会員K