先日、会員5名で三重県津市にある
三重県動物愛護推進センター『あすまいる』
(「アニマル」と「スマイル」を合わせた造語)に
見学に行ってきました!
まず目に飛び込んできたのはキレイな看板と
素敵な施設、そしてカワイイキャラクターでした♪
施設名、キャラクター名は公募で決めたそうです。
入ってまず対応してくれるのは「ペッパー君」★
その後、所長と獣医の方にご対応いただき、まず映像を
使って施設のご説明をいただきました。
平成29年5月にオープンし、今年で3年目。
すでに1万人を超える方が来場しているそうです!
スゴイですね~!!
今までは三重県内に9か所ある保健所で
各々譲渡等を行っていたそうですが、『あすまいる』が
出来てからは譲渡は全てこちらで行っているそうです。
『あすまいる』が出来てから、三重県では譲渡数は増え
殺処分は減っています。
また『あすまいる』では譲渡のほかにTNRにも
力を入れていて、どうぶつ基金の助成や
クラウドファンディングをTNRに使うなど
行政としては先駆的な取り組みも行っていました。
TNRは『あすまいる』自体でも避妊・去勢手術を
行うほか、地域の獣医とも協力して行っています。
その他にも啓蒙活動で小学校や中学校に講演に
行くなどもしているそうです。
実践と啓蒙、どちらにも力をいれているんですね~!
『あすまいる』は
1、命をつなぐ(犬や猫の譲渡の推進)
2、命を救う(犬や猫の診療)
3、命を守る(災害対応などの危機管理)
4、命の重みを伝える(啓蒙事業)
の4つの機能で「人と動物が共生できる社会」を
めざしています。
館内は犬や猫たちの部屋をはじめ、ガラス張りの
素敵な譲渡待ちの犬や猫の部屋、動物病院並みの
診療室、トリミングなどを行うお手入れの部屋、
研修室、さらに外には犬たちが運動不足に
ならないためのドッグランも完備!
建物には三重県産の廃材(節や割れ等で建築資材と
しては利用できないもの)を特殊な加工を施し
利用していました。
コストダウンと地産地消を兼ねた素晴らしい
取り組みですね!
新しいということもあると思いますが、
キレイで素敵な施設でした♬
これだけの施設を建設・維持するのには
当然県規模で取り組んでいく必要があります。
私たちの活動する愛知県では、まだまだ遠い
道のりだろうなぁ~。
行政だけに頼っていても進まないので、
私たちは私たちで『あすまいる』で感じたことを
活動に活かしていきたいと思います!!