以前アップした「洋花ちゃん」
去年の10月
ガリガリに痩せた子がいると
相談が入り、メンバーKが
連れ帰った三毛猫さん。
酷い下痢や胸水の症状から
考えられる色々な検査をして
やっとわかった病名
「胸腔内循環器不全」
薬でコントロールしていくしか
ない病気だそうで、その後も
良くなったり悪くなったり
の繰り返しでした。
ご飯を食べなくなれば病院へ走り
水が溜まっては抜き。
一体何回
入退院を繰り返した事でしょう。
それでもゆっくりではあるけれど
体重も少しづつ増え
毛艶も良くなっていきました。
最初の頃は生きる気力さえ
見えなかったこの子が
人に甘え
人の上に乗っかり
ご飯を欲しがるようになり
そんな姿を見てKは
保護して良かったと
心から思いました。
そしてまた先週から
食べなくなり入院。
また暫くしたら良くなる…
そう思っていましたが
しかし今度は水を抜いても
前のようにご飯を食べないと
先生から連絡が。
次の日は病院が休診日だったので
１日あけて面会に行くと
明らかに様子が違う。
えっ！どうしちゃった？！
朝から体温も下がり
水を抜いても
お昼には目一杯溜まっている。
洋花ちゃんの身体は
もうコントロールできないところまで
きてしまったようです。
もうそう長くはないと感じたKは
自宅へ連れ帰りました。
大好きな毛布の上に寝かせると
頭をくっと上げ
ふらふらしながら爪研ぎへ。
表情はいつもと変わらず可愛いままで
大好きな息子に撫でられて…
やっぱりお家はいいね。
4月26日
日付が変わった頃
洋花ちゃんはKの横で
静かに息を引き取りました。
この子と過ごした時間は
たったの半年。
相談者の女性2人の名前を取って
「洋花」と名付けたので
そのお2人とKと、３人で
洋花ちゃんを埋葬し
骨を拾い、お線香をあげ
一緒に涙して…
きっと喜んでくれているよね。
ありがとうね、洋花ちゃん。
とっても幸せな時間をありがとう。
あなたを忘れないよ。
