昨日の夜
クロスケがお空に旅立ちました。
退院後
末期状態にもかかわらず
倒れながら
這いながら
フラフラで
トイレに行こうとしたクロスケ。
病院から家に帰ってきた日
何も食べないと先生からは聞かされていましたが
チュールを出したら、食べてくれたんです。
もしかしたらまた回復できるのでは・・と
微かな期待を持ちましたが
結局それが
クロスケが口にした
最後のご飯になりました。
そのうち・・・
立つ事もできなくなり
最後の日は
朝から呼吸が荒く
「クロスケ!」と名前を呼ぶと
声にはなりませんでしたが
口を開けて
お返事してくれた気がします。
段々と意識が薄れていくようで
触ると痛くて引っ込めていた
腫れ上がった手足でしたが
いくら触っても、もう反応も無くなりました。
夕方、抱っこしたのがきっかけになったのか
ゲボゲボと大量に吐きました。
そして・・・
そのあと
大きい口を開けて
前足で空をかくようにして
そのまま
静かに
息を引き取りました。
2月28日
春を待つ事なく
クロスケは虹の橋を渡っていきました。
「ママさんへ」
お外にいたボクをMさんが
せっかく救ってくれたのに
やっとオウチの子になれたのに
すぐお熱がでちゃって
すぐご飯が食べられなくなって
ママにはずいぶん心配かけちゃったね
ぼくが生きてた半分近くは
病院生活だった気がするけど
それでも元気な時は
ママさんのおうちで
先輩の猫さんたちが
ぼくと遊んでくれたりして
とっても楽しかったよ
こんな高いタワーにだって乗れたんだもん
預かりTさんのおうちに居た時だって
元気に遊べた時もあったんだよ
これは「里親募集用」に撮ってもらった
決め顏の写真だよん
ママさんからもらったチュールが
最後のごはんになっちゃったけど
あれを食べたら
もう一度元気になれるかと思って
ぼく、がんばって食べたんだ
でも・・・
やっぱり・・
ダメだった
ママさん、今までありがとう
もう少し、おうちの子として
ママさんのところに居たかったけど
病気には勝てなかった
最期、もう動けないぼくの近くに
先輩ねこのノンちゃんが
ずっと一緒にいてくれたんだ
だから怖くなかったよ
淋しくなかったよ
ちょっと重かったけどね(笑)
じゃあ、ぼくお空に行くね
あ!ママさん、ボクの事心配でしょう?
でも大丈夫
淋しくなんかないよ
お空には、ぼくの兄弟たちが待ってるもん
ぼくはその兄弟たちよりも
半年も長く、おうちネコとして
暖かい家の中で過ごせたし
おいしいご飯もお腹いっぱい食べられたし
ママさんに大事にしてもらえたもん
お空に行ったら
その時の話を、兄弟たちにしてあげるんだ
ぼくの兄弟たちは
そんなあたたかい場所があること
何も知らないまま
産まれてすぐに
お空に逝っちゃったから
これからも
ぼくはママさんのこと
空から
ずっと見守ってるよ
今まで、ありがとう
ほんとうにありがとう
みんなもありがとう
ぼく、行くね
< Y公園レスキュー募金 最終会計報告 >
※ご支援合計 629,699円
※支出合計 758,322円
(内訳)
翔愛 医療費 103,895円
クロスケ 医療費 529,280円
Y公園で保護した子猫達 医療費 125,147円