メンバーKの会社周辺に現れた子。
会社で保護し
導かれるように我が家へやって来ました。
この子を初めて見た時
詩音と同じだと思いました。
そして獣医さんへ
貧血、脱水、腎不全、歯周病
全く同じ。
詩音とこの子が違うところは
年齢とキャリアがないこと。
でも、それはとても大きな違いです。
1週間分の薬を処方してもらい
まずは食べて体力をつけてから歯を抜く。
まだ生まれて1年しか経っていないのに
これだけの病気と闘っている。
この子が頑張って生きて来た姿。
そんなこの子に*琴音(ことね)*♀と名前がつきました。
食べられるものが限られていた詩音。
たくさんの種類のカリカリを並べてあった場所。
琴音は銀のスプーンのスティックタイプを
好んで食べてくれました。
お水も詩音のようにがぶ飲みはしません。
食べてくれるから
治療しながら体力もついていって
歯を抜いたら他の猫と変わらない。
それから3日後
琴音がご飯を食べなくなり
そのまま入院となりました。
一緒に頑張ろうね。
ふっと点滴を見ると。。
つい最近までかなりの頻度で通っていて
全く同じ症状の琴音と詩音を
スタッフの方が間違えたようでした。
私は嬉しかったです。
詩音を忘れず覚えていてくれていることと
琴音に詩音がついて守ってくれている気がしたから。
絶対大丈夫!!
点滴を入れているので状態は良さそう。
ご飯も完食です。
血液検査では
右から7月27日28日29日30日
赤い〇部分が貧血の数値です。
↓詩音
亡くなる2週間くらい前に入院した時の数値です。
あの時の詩音と変わらない数値。
ここまで数値が下がっているとは全く思っていなかった。
院長先生「何か試されている気がしているよ。
この子は絶対助けないといけない。」
15%を切ったら輸血
何かの原因で白血球が破壊されているのだけど
通常自分で作り出す。
作られるより破壊が多いのか
作る力がないのか
その場合輸血をしても一旦数値は上がり
その後はどんどん下がっていきます。
何度も輸血はできません。
自分で血を作れなければ琴音は長くはないのです。
血液検査の結果を聞く。
ついに15%を切ってしまいました。
輸血です。
ゆっくり時間をかけ体に血液をを入れていきます。
左から8月3日6日9日
数値が上がったまま安定しているのがわかります。
痛みのストレスから白血球が破壊されている可能性が高いので
数値が安定している6日に歯を抜きました。
大丈夫な歯は残し
痛みのあるとこだけ抜くから
そう聞いていましたが。。
こんなにも抜いたんだ。。
こんなにも痛い歯があったんだ。。
前だけ残して
奥はほとんど抜いたそうです。
よく頑張ったね。
顔色、表情
とても良いです。
こっちゃん、2週間入院し
8月9日無事退院です。
ほんの数日しかいなかったから
自分のおうちだという認識はないよね。。
こっちゃんは一点を見つめて固まることが何度かありました。
詩音がいるんだね。。そう思っていました。
こっちゃんを心配し
詩音が見守ってくれていたのだと思いました。
固まることが無くなりました。
それは、こっちゃんがこのまま良い方向へ行くのではないか?
その答えのような気がしました。
詩音君、もう行っちゃった?
これからもずっと詩音君が見守ってくれるからね。