劇場版マクロスF～サヨナラノツバサ～

『劇場版マクロスF～サヨナラノツバサ～』

さて、完結編を見てきました。
前編と違いこの『～サヨナラノツバサ～』は完全オリジナルでした。
メインのストーリー部分は同じような構造ではありますが。
前編のあの終わり方からして、違う展開であろうとは思いましたが。
ただ、TV版の方がラストバトルは盛り上がったかなぁ、と。
主人公達が当事者のはなのに割と置き去りにされてる感じで事態が進行してしまってる。
そして、後編こそはランカがメインだと思ったのに。
ライブシーンとかランカがメインのシーンは増えたような気がしますが、どうも物語はシェリルが動かしてる感じ。
ずっとランカが後手に回っていて、結局ラストバトルの前まで主導権をほぼ取れず。
ちょっとトライアングルが偏ってましたかね。
グレイスが良かったですね。
そして、ナナセに出番が。
学園のシーンがないのでもう出てこないと思ってたんですけど（笑）。


それにしても、あのラストはどうなんでしょうか？
あえてあんな終わり方にしなくても良かったような気がします。
TV版と同じ感じで良かったんじゃないかと思うんですけどねぇ。
アルトがあの状態で行方不明になってうやむやになってしまった感じです。
しかも、あれっていくらでも回避しようのある展開だと思うんですが。
ランカ一人が残って、伝説の歌姫になったという初代マクロスのパターンで終わった。

曲は今回も良い感じです。
ライブシーンとバトルの見事なコンビネーションで、初っぱなからテンション上がりました。
今回はシェリルだけでなくランカのライブシーンもガッツリありましたし。