2006.3.11、3.12・三百人劇場で「ぼく達の青春(矢嶋佑 演出)」を見てきた。銀行強盗のウラジミル・ニコライ(林)と人質の九人のそれぞれの人生。悩みや不安を持った人間が銀行強盗のなかで、何かを感じ、皆で強盗を演出することになる。最後にロシアの家族(娘)に逢うために犯人のウラジミル・ニコライ(林)を皆で助けて逃がして、終幕でる。それほど、泣く話ではないと思うし、見ている人もあまり泣いている様子はないのに、何故か二日続けて泣いてしまった。人それぞれの心の傷や思いが、まわりに伝わり、同じ気持ちになることで、一体となることを欲しているのかなあ?今の世の中、自分のことは分かってもらいたいが、相手の気持ちを心底分かろうとしないから?分かろうとする姿勢はアピールするのみ。やはり、相手に期待するのではなく、相手に与え続けることが大事だね。