グリーンフィンガーズ

無事、千秋楽も終わったようですね。
相葉さん＆キャストの皆様、お疲れ様でした～
私は大阪の２回しか見てないのですが、感想などを（自分用）


燕の時は初めての舞台（スタンドバイミー除く）に
相葉さんめちゃ頑張ってる！と思い、一緒にぐったりと疲れ
とても心配で～
やっぱり演技は。。。と軽く凹み
忘れられない人では、うーんガチガチだし大丈夫？とまた心配して
でも相葉さん持ってる自分のハードルは越えてる気がして
拍手しながらも
やっぱり演技する素質がないんじゃないかなぁとまた凹み
もうこれで舞台は終わりにしてぇーーーが率直な感想でした。

今回の舞台も正直あんまり期待してませんでした。
相葉ちゃんは大好きだけど演技してる姿は冷静に見て
うーーんと思うところが多かったので。
大阪初日も落ち着いて演技して成長してるけど、楽しんでるけど
イライラするシーン、激情にかられるシーンはちょっと。。。と思ってました。

が、昨夜の相葉さんを見て猛烈に反省しましたよ、私はアホやったと。
気がつけば舞台に引き込まれて、平さんの演技にも負けてないほどの
コリンの熱さと純粋さに感動、感激。
なにぃーーー、めちゃ上手いやん！！
カテコですっごいエエ顔して出てきた相葉さんに涙。。。
ずっと相葉さんを見てきたはずなのに、知らなかったよ、そんな素敵な相葉さん。
いつのまにハードルなんて見事にポーンと越えちゃって
そこには少年の相葉さんではなく一人前の男の人がいましたわ。
なんだか運動音痴の自分の子供が
運動会でびっくりするくらい活躍して涙する気分に似てるような、
大事な一人娘を嫁に出す日の気分のような（違
うれしくて誇らしいような、少しさみしいような
私の知らない大人な相葉さんがそこにいました。
私も年取るはずだよなぁ～（笑）


ストーリーは映画を何回か見たし、舞台のハンプトンコートにも
一人で行ったけど、舞台とはかなり違ったかな。
映画では男前のトニーがなすび！笑
芸人だと思ってたけど演技はうまいのよね
ファーガスも映画ではもっと小さくてよぼよぼのおじいさんなんだけど
平さんは元気そうに見えすぎ～でも包み込むようなオーラが全開で
相葉さん演じるコリンとのやりとりが一番の見どころでした。
出所するコリンを見送る車椅子のファーガスなんて
私と病室にいる仲良しのおばあちゃんに見えて（妄想しすぎ）
胸がつまりましたわ。
あと住田さんと山田純大さんたちとはほんとに楽しそうに演技してて
仲間とのやりとりも自然で。
田島令子さんはやっぱり女優ですね～存在感があるし、
笑わせる。
大阪初日でちょっと「え？」って思うほど、適当に聞こえたセリフや
シーンはコリンと彼女のシーン。ハグシーンのぎこちなさ
あんまり仲良くないのかなぁと思ってしまったほど。
逆にめちゃ親しかったりして？と考えたり。
あんだけ中途半端ならいらんかったかも？
映画を見てるので、ストーリーや登場人物の細かい心情はわかったのですが
舞台だけだとつかみにくかったかも。
一番難しかったのは、コリンが弟殺しで苦悩するシーン
これは私も一緒に相葉さんの芝居で想像しましたが、どうしても無理
彼女と相葉さんの弟ができてても、絶対殺せない人だもんね。
だから心臓病の役の方がまだ簡単だったかも～と思いました。
これについては今日の千秋楽でも相葉さんが今回苦労した事として
話してたそうです。それがストレスで首ににきびができちゃったとか。
でもそんな苦悩を乗り越えたのか、キラッキラに輝いていて
眩しくて眩しくて、忘れられない人の時とは別人のような相葉さんで
見ていてこちらもとっても幸せな気分になりました。

生音もあんな風に使うんだぁと勉強になりました。
セットの中心にいて、時々共演者と絡んだり
ボイパもあんなにすごい人がいるなんて～とひたすら感心。

まだまだ日がたつにつれて、いろいろ思い出したり
感想が出てくると思いますが、今回本当に見れて良かった！
大好きなお友達にも久しぶりに会えたし。
贅沢な時間でしたわ～すべてに感謝です。


初日舞台を見た後に、いつも通りバタバタと病院に向かうため
玄関で靴を履いていたら、「逆境はおまえの味方だよ」
とファーガスの声が聞こえたような気がして
なんだかあったかい気持ちになり、涙が出そうでした。
今回の舞台は私の中にも小さな種がまかれたようです。
あ、美しくまとめすぎましたかね（笑）