ナビィのコトノハ

燕のいる駅、80年後

おきなわんな空気に触れると忘れてしまいそうなので
今日のうちに自分のために「燕のいる駅」覚え書き。

「JamesBlunt」をMDウォークマンで聞いていると
印象的なシーンが次々鮮明に甦ってくる。
それだけでもこの舞台を見た価値があるなぁと思い、相葉さんに感謝。
あの曲のせいもあるんだけど、最初の舞台のカウンターが
2005年から2085年にトリップする時に実は涙が。
80年後ってどんな世界だろうと思うと同時に
ここにいる人は皆生きてないんだと思うと
不思議な感じがして、うちの娘も生きてないんだと思うと
当たり前なのになぜか悲しくて
芝居始まる前から実は泣いてました(カンパニーの皆様失礼)

そして一番良く思い出すシーンはなぜか
榊原さんが自転車を押してミドリヤに買い物に出かけるシーン
なんだか名残惜しそうに、一瞬ためらったあと
小走りに駆けてくシーンが印象的。
一瞬、自分が死に行くのがわかってたような表情してたなぁなんて。
宮地さんはバリバリ元気で、ほんとイキイキしてました、気持ちよいほど。
惹きつけられるお芝居というか。女優って感じでした。
相島さんは、いつもへらへらしてて、
所長の宮地さんに「どう思ってるワケ?」と聞かれて
私のことどう思ってるワケ?に聞こえたらしく
動揺してるとこが可愛くて可笑しくて。
でも最後の電車に乗るとき、
気弱になって躊躇してる所長に「僕が守ります!」と
言っちゃうところに感動。やっぱり所長が好きなんだぁと。
小西さんは強くて可愛くて、役と小西さんがダブって見るほど、
特に毎回二郎ちゃんがいろんな動物のマネをしろと言うんだけど
「ハゲワシ」と言われて、マジで焦って「えぇ?はげわし?!」と言いながらも
しっかりハゲワシのマネをアドリブでしちゃうのがさすがプロ
ドラマでは特に上手いとか思ってなかったけど尊敬しました。

相葉ちゃんのシーンで一番はどれも比べられないけど
二郎ちゃんとの掛け合いが一番イキイキしてました、正直だねぇ。
あと二郎ちゃんが高島君と別れるシーンで話す自分のお母さんの話(教科書の)
リアルさが足りなかったかな、いや内容はいいんだけど
台詞の言い回しが悪かったような。
泣けるシーンだけど、ちょっとつかみにくかった。

舞台終了後、あまりに悲しい未来のお話に胸が痛くなったけど
帰りの電車でパンフを開けてみると、
出演者の方が皆、青空の下で明るい笑顔で、
(明るい未来があるような錯覚をおこしそうなほど)
80年後の未来へ皆コメントされてましたが、
相島さんだけは明るく「タケコプターは実現していてほしいですね」と。
私もそうそうと思いました。
だって小さい頃はすごい明るい未来が来ると信じてたもんね。
私達は周囲の不安に気づきながらも知らないフリをして
「このままでいいのかなぁ」と思いながらも
どんどん前に進みつづけてるけど、
きっと予想もできない素敵な未来もあるに違いない、と信じたいな。
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