みきんちの毎日なにかしら

再婚同士の夫婦&家族です。
色々ありますが、日々徒然。
クスッと笑ってもらえたり共感していただけたら嬉しいです。

はじめての鍼

2021-06-30 13:08:46 | 日常のこと

この歳にして、はじめて鍼というものを受けた。

 

きっかけは、夫が行って

「良かった!ぜひ君も受けるといいよ」

と言うので。

実際には前々から言われていたのだが、

自分にはそう必要性を感じていなかったので

「まぁ、いつかね」

などと言ってはぐらかしていた。

 

が、最近すこぶる体調が悪く

日常生活にも支障をきたすようになってきてしまったため

藁をもすがる気持ちで予約を入れたのだ。

 

ここで私の不調さを紹介しておくと

・不眠症(もう20年ぐらい)

・不安症、神経過敏症

・常に緊張している感じで家でも寛げない

といった、神経的なものである。

(心療内科にも通っている)

 

毎日薬を飲んでやり過ごしているが

ここのところその効果も見られず

とにかく落ち着かない毎日で辛い。

 

春に大好きな祖母を亡くし

今は父(要介護者で独居)のことで悩みが尽きないので

それも影響しているのかもしれない。

 

前置きが長くなってしまったが、そんなわけで初めての鍼を受けることに。

 

鍼、、、

いくら細いとはいえ鍼は鍼。痛いんだろうか?など

少し緊張しつつ、施術ベッドにうつ伏せになった。

先生は夫とほぼ同い年の方で、目は不自由でおられるが

大変お元気そうな方だった。

トークも軽快だったので、最初の1鍼目も

いつ刺したのかわからないほど!

鍼って刺しても全然痛くないのか。

先生が

「鍼は合う人会わない人がいます。あなたは鍼が合っていますね」

とおっしゃったので、私には鍼は悪くないようだ。

 

さて、刺しっぱなしのところは場所もわからないほどなのだが

そのまま違う箇所にも鍼を刺し、結構グリグリとツボに刺激を与える。

これは場所によって結構鈍痛がきた。

特に一番最後、手のひらに刺すときは

さすがに先生も

「ここは痛いですよ」

と宣言されたほど痛かった!

手のひらの真ん中にあるそのツボは『元気が出るツボ』で

痛ければ痛いほど効果があるのだとか。良いこと聞いた。

元気が出ない時はなるべく自分でもそのツボを押すようにしよう。

 

さて、施術がすべておわり、先生に

「どうですか?」

と聞かれた。聞かれたものの特に変化は感じないので、困って言い淀んでいると

「痛いところはないですか?」

と聞かれたため、それはないですと答えた。

 

夫によると、鍼の効果は数日経って感じたというので

私もちょっとしばらく様子をみようと思う。

良い効果が感じられるといいのだが。

 

長男は最近私が元気がないのを感じ取っていて

今朝、今日鍼治療を受けてくると伝えると

「鍼打って元気になってね!」

と言ってくれたので

自分の息子にそんなことを言わせるなんて情けないなぁ、、と少し沈んだが

本当に私は家族のために元気でいたいと思う。