ロンドンオリンピック女子470動画をご紹介したところ、ヨット教室のお客様からレースの楽しみ方を教えて下さいとのご要望が多く、見どころをご説明したいと思います。
6月22日から23日まで稲毛ヨットハーバー沖で開催される全日本A級ディンギー稲毛大会は、お客様に見て楽しんで頂く為に陸上(防波堤)の目の前で(でも双眼鏡ご持参戴けたらと思います)スタート・ゴールシーンが見れるように設定致しますので是非間近でヨットレースをご覧になって下さい!
また、全国から63艇のA級ディンギーが集まります。千葉県での開催は初めてです。
その前にヨットレースの見どころ・楽しみ方をお話ししたいと思います。
一般的なヨットレースは20から60位の艇が同時に一斉スタートして、第1風上マーク、第2サイドマーク、第3風下マーク、第4風上マーク、ゴールと下記の図をような三角コースを反時計周りで回航して早くゴールした順で順位が決まります。
スタートの見どころ
スタート5分前から予告信号が鳴らされルールが適用されることからレースが始まります。
startline(右側オレンジボールはスタートラインアウター)と右側本部船(図上白抜きの船)のまわりを通常右回りにレース艇が行きかいます。
時間調整によりスタート好位置を確保する為、スタートラインにレース艇が並びます。
通常混乱を避ける為にアウターよりからの風下スタートが有利なようにラインを引いていますが、スタート後の風向きにより本部船よりからの風上スタートが良い場合もあります。
艇の操作能力の差が出てきます。じっと我慢して有利な位置を確保してストップ状態でいる艇に注目して下さい。
また、割り込みする艇、風下側から風上にギリギリに上って風上艇に攻撃をかける艇、様々なやり取りがスタート前1から2分となると始まります。
どんな風にスタートするか?スタート後のスピードはどの艇が早いかスタートにご注目して下さい!