この歳になって思いがけなく嵌ったもの、それは、
任天堂ゲームの「あつ森」
めちゃくちゃハマってしまいました。
まさか、私が、
ゲームにハマるなんて、自分でも思ってなかった。
これもまさかなんだけど、買ってきたのはOTT(夫)
認知症予防?、頭の体操?、リフレッシュ?、のつもりだったのか、
えー!、あつ森?、何でぇ〜?と言いながら
最初は二人で始めてみたんだけど、
どう楽しめばいいのか分からず、
不思議に思うほど、意味不明だったんですよ。
だって毎日、斧で木を切り倒すしかする事ないんですから。
で、OTTは2、3回やってすぐに諦めた。
何で?何で多くの人が、このゲームにハマるんだろう?
しばらくは全く楽しめず、続けてたんです。
でも、切り倒した木で道具を作って、
シャベルで土掘って花植えて、釣竿で魚釣って、網で虫採って、
それらを売ってお金貯めて、テントだった場所に家が建つんですよ。
( 家はなかなか建ちませんよ、長いテント暮らしが続きます )
稼いだお金で橋を作ったり、木や植木を並べて道を作ったり、
公共施設を大きくしたり、家具を増やしたりね、
際限なく次の目標が出てくるようになって、
段々面白くなって、夢中になって、
ついに肩が凝ってくるわけですよ、笑
でね、大金がかかるようなインフラ設備には
ちょっとずつ島の住人やらが募金して、完成させるわけなんだけど、
これがなかなか完成しない。
住人!もっとしっかり募金しろよ!
仕方ないので懸命に稼いで少し多めに募金する。
それでも、全く貯まらない。
で、考えた、
そっか、
私がお金出さなきゃこれ、明日もまだ完成しないんだ…。
稼いだお金が勿体ないなんて感情は捨てなきゃ、
ここでは何も完成しないんだ、って事に
ハタと気づいたんです、 笑
お金は使えば使う程、次の段階へ進めるようになってる。
島が活気で溢れて来るし、空からプレゼントも飛んで来る。
さらに私はアレもコレもと、忙しくなってくるわけですよ、
カブも買わなきゃならないしね、 笑
するとですね、
買った品物や、飛んで来たプレゼントなんかで、
もうポケット一杯で、持ち歩けなくなってくる。
しょうがないので、家まで持って帰って収納する。
でもまたすぐにポケットが一杯になる。
あ〜家に帰るの面倒臭い、ここらに置いておくか…と、
ポイポイ置いていると、
道端や空き地に、物が溢れかえって来るわけです。
ん?え〜っと、…大丈夫…?
道端に置きっぱなしで、そう、勿論何も心配ない。
何故なら、ここには泥棒が居ないんです、 笑
どこかの時点で、そうだ、ここには泥棒が居ないんだ…よな?
って、ハタと気付くわけですよ。
何処に何を置いても大丈夫なんだ、って。
そのハタと気付く感覚が、とても面白いんです、
わかります? 笑
あ〜ここでは、自分が全部お金出さなきゃ何も進まないんだ!と、
ハタと気付かされるんですよ、 笑
こう言うのが、とても面白い。
もうバッチリ、あつ森制作スタッフ様達に嵌められてますね。
何もかもが、スゴイわ、これ、
よく作ってありますねぇ、ほんともう次々と楽し過ぎ、 笑
でもハマる人とハマらない人が居るのもわかります。
で、止められなくなってはや、半年軽く過ぎました…
残り少ない私の人生、
ゲームなんかに費やしてていいのか?…
これは、一銭にならない下手くそな絵を描くのに時間を費やすのと、
何の違いがあるのだろうか?
人の役に立たないのが同じなら、
何の違いがあるのだろう?
私が夢中になって楽しめるのなら、ゲームも趣味のうち…
ではないか?…
コレ、皆さんどう思います?
とまぁ、今のところ、
どうしてもヤメラレナイトマラナイあつ森です。
あまり長くやると、目と肩が悲鳴をあげます。
買ってきたことを今頃後悔しているOTTです、 笑