桐子 MODERN

近くに行くたびに、前を通るたびに行こうと思っても何となくタイミングが悪く次の機会になんていう場所って結構あるんじゃないかな。

ボクも結構そんな場所があるんですけど、この場所もそのひとつだった。

新潟県の加茂市は桐材の加工品で知られているんですけれど、信濃川沿いに桐を使った家具が展示しているギャラリーがある。
「桐子 MODERN」。桐材を使った小物からキッチン、リビング、ダイニングにいたるまでのモダンなデザインの家具類が揃っている。
桐というとおばあちゃん家にある桐ダンスのイメージがあるが、ここのギャラリーはそんなイメージを払拭するデザインの家具たちばかりだ。
家具って一度買うとあまり変えかえることってないと思うんだけれど、それゆえにいろいろなショップを見てまわりお気に入りの一つを買う。ショップの家具のレイアウトなんかも参考にしたりしてこれからの自分たちの部屋をイメージしながらモノ選びをするって楽しい。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　
一通り見終わったころに、スタッフの方が丁寧に冷たいお茶でもいかがですかと薦められ、カフェスペースに案内してもらい、蒸し暑さが忘れられる１杯をいただいた。
大きなガラス張りのカフェスペースからはソトの果樹園の景色が見渡せて気持ちいい。

テーブルの上にはコーヒーやジュースのメニューがあったがその中のジェラートといいう文字に目がとまった。

ここのジェラートといってもソルベといったほうがいいかな、このあたりで採れる果物を使って作られているといういまが旬なモノばかり。トマト、ソラマメ、キュウイ、おかゆ・・・and more・・・。

で、ボクはさっぱりしたいのでトマトをいただく事に。
うーん。濃いね。フルーツトマトのような甘みに中に上品な酸味が舌の奥の脇がらジワリと味わえ、体が舌を伝わってきた旬によってリフレッシュされる。
このジェラートを食べて思ったんだけれど、旬な地場の食材を使った手作りならではの濃厚さがある。いわゆるスカスカな味じゃなくて、ぎゅっとうまみが凝縮されてるって感じかな。たぶん他のソルベもこんな感じじゃないかな。

ここのギャラリーは家具だけでなく、ジェラート目当てでもいいかもって思える。
やわらかな印象を与えてくれる桐素材、心地よいギャラリーのレイアウトを感じながら、これからのMy Sweet Homeのイメージをジェラートを食べながら広げていく。

気になっていたお店で意外な発見。こんな出会いがいいね。

－－－おまけ－－－
ギャラリーのオーナーからスペシャルサービスが・・・
もう店頭には出していないル・レクチェのソルベがフリーザに秘蔵してあり、「andiamoを見たんですけど」と言ってもらえればその秘蔵のル・レクチェがいただけます。もちろん数に限りがありますので、気になる方はお急ぎを・・・
ボクも一口いただいたのですが・・・いいね・・・でした。
あまりにおいしいんで、オーナーが早々にケースから撤収し自分用に食べてるんだって・・・。