溝切り、穴あけ、塗装

フレームにネットの取り付け溝を切った。
その際下の画像のような治具を作ってみた。
ジグソーの刃を１センチ少しの長さで折ったものを、瞬間接着剤で貼り付けたもの。
ジグソーの刃が大きすぎたようだ。
もう少し薄く、刃が小さいほうが引掛かりが少なく切りやすかったかもしれない。

溝に沿って、予定の数の穴34目を開けた。
グリップのところの穴があけにくく、何個所もズレてしまった。
爪楊枝を削って埋めたが、カッコ悪い。
別のネットを作る機会があるならば、この辺を工夫しなければいけない…

溝を切りと穴あけが済んだところで、いよいよグリップの整形だ。
ヤスリを何種類か使って好みの形に仕上げた。
木工用は金属加工用とは異なる単目あるいは波目のヤスリが仕上がりがキレイだ。
波目のいいヤスリをさがしているがなかなかない。
それでもホームセンターに行くたびにヤスリを買ってしまうので、いつの間にか本数が増えてしまった。

グリップの形が出来たら、次は塗装だ。
実は、この塗装が最も苦手。
下塗りの木固めで終わりにしようかしばらく悩んだ。
木固めは仕上げた後でも、塗り重ねができ、失敗がほとんどない。
ただ、塗膜の層がないため、表面の艶に乏しい。
また、素材の仕上げの悪さがそのまま出てしまう。

今回はアラを隠すためにも、艶のある塗料を使った。
木固めを使い始めるまでずっとバンブーブランクの塗装に使っていた物だが、塗膜に粘りがあり、艶があるのが特徴だ。
ただ重ね塗りにはあまり向かない。

塗り終わったら乾燥機に入れて、２～３時間くらいほって置こう。
あとはネットとヒートンが届くのを待つだけだ。