K.M. Rodsmiths

自分で作ってしまえ (バンブーロッド、ランディングネットetc.)、ネコ、

グリップ

2019年06月29日 | 日本刀



ロッド場合、グリップにはかなりこだわる方だ。
それは、グリップが手に触れる唯一の部分だからである。
ここがシックリ来ないと納得できない。



刀はどうかと言えば、ほとんどの柄が、握ってシックリ来ない。
朴木を茎の形にくり抜き、外側を削り出し、柄糸を巻いて握りの感触を確認した。
ダメならバラして削ってまた巻いてを、繰り返した。




最後に、茎が片寄らず真ん中に入っているかを確め、柄糸を巻き完成。
肝心の強度は十分、握って、振って、納得の出来だ。
画像では明るく見えるが、下げ緒と同じ鉄紺。

幅と全体のフォルムは、一般的な物とほぼ同じ。
いったいどこが違うかと言えば、全長がほんの少し短いことと、厚み。
縁回りと頭では、断面が全く異なる形にしてある。

さて、ロッドも作っており、塗装の乾燥待ち。
最終仕上げをすれば、テンカラ風延べ竿が完成する。




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2 コメント

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蜻蛉さん (K.M.R.)
2019-07-01 00:50:51
削り出しの下地は、ぴったりに作れるところがミソですね。刀身が折れたらどうしようもないですが、日本刀は、実は柄周りが一番の弱点と聞いたことがあります。時代劇に出てくる尺を超えるような柄は好きではないので、8寸ちょっとです。
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Unknown (蜻蛉)
2019-06-30 21:30:46
さすがぁ~下地からとは・・・器用ですね!
長さは、手の大きさで若干違うのでしょうが、私の場合7寸6分くらいで丁度かな?
物を切ることはないので、握りは若干太目で作って貰ってます!
今のに飽いたら、新しい柄を作って下さい(^ ^)
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