
ロッド場合、グリップにはかなりこだわる方だ。
それは、グリップが手に触れる唯一の部分だからである。
ここがシックリ来ないと納得できない。
刀はどうかと言えば、ほとんどの柄が、握ってシックリ来ない。
朴木を茎の形にくり抜き、外側を削り出し、柄糸を巻いて握りの感触を確認した。
ダメならバラして削ってまた巻いてを、繰り返した。
最後に、茎が片寄らず真ん中に入っているかを確め、柄糸を巻き完成。
肝心の強度は十分、握って、振って、納得の出来だ。
画像では明るく見えるが、下げ緒と同じ鉄紺。
幅と全体のフォルムは、一般的な物とほぼ同じ。
いったいどこが違うかと言えば、全長がほんの少し短いことと、厚み。
縁回りと頭では、断面が全く異なる形にしてある。
さて、ロッドも作っており、塗装の乾燥待ち。
最終仕上げをすれば、テンカラ風延べ竿が完成する。
長さは、手の大きさで若干違うのでしょうが、私の場合7寸6分くらいで丁度かな?
物を切ることはないので、握りは若干太目で作って貰ってます!
今のに飽いたら、新しい柄を作って下さい(^ ^)