接着からフェルール作製まで進めた。
フェルールはまだ接着しておらず、仮止めの状態だ。
グリップらしき物が付いているのは、繋いで軽く振ってみるためだ。
その感触と言えば・・・
よしよし、柔らかいがピンポイントにフライを叩き込めるキレるロッドになる。
今やってるロッドは、いずれもかなりのパラボアクションだ。
いつの間にかこのアクションでないと、しっくりこなくなってしまった。
数年前まで気に入っていたロッドを久しぶりに振ってみると、とても硬く感じてしまう。
すぐに慣れて、ラインを飛ばすキャステイングの楽しさを味合わせてくれるのだが・・・
まったりしたアクションもまた何とも言えないのだ。
さて、件の忘れ物だが、置いた時と全く同じ状態であった。
しかし、1週間雨風や直射日光にさらされ、あたかも耐候試験をしたような状態だった。
おまけに、前日は激しい雨に加えて、雹まで降ったそうだ。
画像の様に、一か所ティップ側のオス・フェルールが3センチほど剥離していた。
理由は次のようなものだろう。
防水が切れた状態で何日も雨に晒され水分が侵入してしまったこと。
その状態でキャステイングにより力を加えたこと(やったのは私、うれしくてブンブン振った)。
もちろん修復可能で、比較的簡単に治せる。
コンポジットの製作工程の進行を考え、フェルールの接着と一緒に修理しようと思う。
とにかく戻って来てくれて良かった。
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