地震、その時

その時
私は既に出勤して制服に着替えて
患者さんのカルテをチェックしようとしているところでした


ふいに激しい激しい揺れ
みんな
「わああ！！」って悲鳴をあげながらどこかにしがみついて
数十秒でなんとか落ち着いたもののその次の瞬間には


「いやいや！絶対電車止まってるやろ！出勤できひんスタッフ分の患者さん割り振りどないすんねん！！」
…と皆が叫びました(´Д｀)　
そのプロ意識良し！ではあるよね
自然災害でリハビリが無くなることは患者さんには理解しにくいことだから


私も出勤できない後輩くんのフォローにバタバタ
昼休みは14時過ぎ


やっと出勤できた後輩くんは
『電車に缶詰め3時間&歩いて職場まで』…
マジでお疲れ様…と声をかけたよ


結局帰る時間まで電車は不通のまま
車通勤の先輩に送ってもらって…
でもやっぱり大渋滞で1時間もかからない道のりを2時間かけて帰りました
でも帰れただけで感謝なのであります


阪神大震災も経験している私だけど
あのときは高校生で親の庇護下にいたから何かあっても「何となく大丈夫」だと思ってた


でも
今はひとり


『自分には何もおこらない』
なんて甘い考えは捨てるときがきた